二分脊椎の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年  7月 5日

更新日:2022年  7月27日

本日は二分脊椎について解説させていただきます。

本記事の内容

  • 二分脊椎とは
  • 二分脊椎の原因
  • 二分脊椎の症状
  • 二分脊椎の改善方法
  • 二分脊椎のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

二分脊椎は、生まれつき脊椎の形に異常がみられる

二分脊椎は、生まれつき脊椎の形に異常がみられ、元々脊椎の中の脊柱管にある脊髄神経が骨の外に出たり骨の外にある皮下脂肪と連続したりする状態のことです。

 

二分脊椎という病名の由来は、多くの場合が構造的に脊椎の一部分が2つに分かれているということです。

 

二分脊椎には、顕在性二分脊椎と潜在性二分脊椎の2つのタイプがあります。顕在性二分脊椎は皮膚の表面から脊椎の異常がみえる二分脊椎で、潜在性二分脊椎は皮膚の表面から脊椎の異常がみえない二分脊椎です。

 

二分脊椎が一番起こりやすい場所は、脊椎の中でも腰からお尻の部分にあたる腰椎と仙椎です。

二分脊椎の原因は、胎児の成長過程で起こる神経管の形成異常

二分脊椎の原因は、胎児が成長する過程で神経管の形成に異常が起こることです。脳や脊髄などの中枢神経系のもとである神経管が完全に閉じず、開いたままの状態になることで発症すると言われているのです。

 

神経管の形成が異常が起きるのは、葉酸の摂取量が不足していることが原因であると考えられています。しかし、潜在性二分脊椎の場合は、葉酸と病気の発症がどのくらい関係しているのかについてわかっていません。

 

他にも、肥満や糖尿病、妊娠前期の高熱発作、てんかん薬の内服、放射線被ばく、ビタミンAの過剰摂取、遺伝子の異常などが原因になることもあります。

二分脊椎の症状は、色々な神経症状

二分脊椎の症状は、色々な神経症状です。これは、脊髄神経の癒着や牽引、圧迫などが起こることによって現れます。

 

どのような症状が現れるのかについてやどのくらい症状が現れるのかについては、顕在性二分脊椎であるか潜在性二分脊椎であるかによっても変わります。

 

顕在性二分脊椎の場合は、生まれたときから下肢の運動麻痺や感覚麻痺、膀胱直腸障害などの神経症状が現れます。多くの場合、水頭症やキアリ奇形2型を合わせて起こします。

 

潜在性二分脊椎の場合は、異常のある脊椎部に膨らみやくぼみなどの皮膚症状が現れます。生まれた時から神経症状がみられることはあまり多くありません。

 

しかし、脊椎部に膨らみやくぼみなどの皮膚症状が現れることで脊髄の成長に障害が起きたり癒着した脊髄が身長の伸びについていくことができず引き伸ばされたりし、段々と膀胱直腸障害が現れます。

 

場合によっては、下肢の運動障害や感覚障害、関節変形などが現れることもあります。

二分脊椎の改善を行う時の目的は、現れている症状を和らげること

二分脊椎の改善を行うときの目的は、現れている症状を和らげることです。そのために手術を行ったりリハビリテーションを行ったりします。

 

顕在性二分脊椎の場合は、生まれた後すぐに手術を行うことが必要です。手術によって、表面に出ている神経を修復し硬膜の中に収納して、中枢神経系の感染や露出した脊髄神経の新たな障害を防ぐことが大事になるのです。

 

二分脊椎の改善では、潜在性二分脊椎の場合も顕在性二分脊椎の場合も生涯にわたって継続的に改善を続け、経過を観察することが非常に大事になります。

顕在性二分脊椎では、多くの場合、合わせて水頭症を発症する

顕在性二分脊椎では、多くの場合、合わせて水頭症を発症します。 水頭症は、頭の内側で脳脊髄液が過剰にたまることで脳が圧迫されてしまう病気のことです。

 

水頭症を発症してもそのままにしておくと、無気力になったり癲癇発作を起こしたり知能障害が現れたりする可能性があります。そのため、水頭症を発症した場合は水頭症の改善を行うことも大事になります。

 

水頭症を改善するためには、通常は生まれて1ヶ月以内にシャント術という手術を行います。

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