疲労性脛骨骨膜炎(シンスプリント)について

公開日:2019年 12月23日

更新日:2020年  6月26日

本日は疲労性脛骨骨膜炎(シンスプリント)について解説させていただきます。

疲労性脛骨骨膜炎(ひろうせいけいこつこつまくえん)はシンスプリントともいい、スポーツを積極的におこなう方に多く発症します。脛骨とふくらはぎの筋肉がすれあって引き起こす整形外科疾患です。

シンスプリントは、つかいすぎ症候群ともいわれ、ランニングやジャンプによるスポーツ障害の代表疾患です。膝の屈伸運動を繰り返すことによって後脛骨筋が脛骨の骨膜とこすれることにより、骨膜と筋膜が損傷し炎症、痛みを起こします。

シンスプリントの原因はふくらはぎのこり

シンスプリントの原因は、使いすぎによっておこるふくらはぎの筋肉のコリです。下腿三頭筋の一つであるヒラメ筋、後脛骨筋の筋膜が脛骨の表面を覆う骨膜と摩擦を生じて骨膜に炎症がおこります。

下腿の内側の痛みを発生させるものとされています。スポーツのハードな練習、O脚、回内足、扁平足などの足のアライメント変化、下腿三頭筋の柔軟性低下、股・膝・足関節の柔軟性の低下、足関節可動域制限が発生の誘因となります。

シンスプリントの診断には、つま先立ちや膝関節を曲げていただき、痛みが憎悪するかどうかを片方ずつ片足立ちで確認します。骨膜や筋膜に炎症がある場合、ふくらはぎの内側や後面に痛みを感じます。

ふくらはぎの筋肉のコリをしっかりとる

シンスプリント・疲労性脛骨骨膜炎とは、ふくらはぎの深層筋と脛骨がぶつかることで、脛骨に炎症が起きている状態です。カラダのゆがみもンスプリントの原因になります。当院では、2段階の治療を設けております。

  1. シンスプリントの原因の深層筋を正常化させること
  2. 痛めている足がわに傾いたカラダの軸をもとの正常な状態にもどします。 

シンスプリントの患者数150名のうち、完治・良好あわせて150名で、回復率は100パーセントの好成績です。シンスプリントの痛みは、5回の治療で効果が出ることが多く、状態によっては1回で完治することもあります

疲労性脛骨骨膜炎(シンスプリント)の臨床例

  • 発症の時期

2017年1月

  • 発症までの経緯

3月末に念願の東京マラソンに出場予定の20代男性のKさん。

1ヶ月前からだんだんとふくらはぎの内側に違和感を感じ始めました。違和感程度だったため、そこまで気にせず練習を続けました。足の違和感は痛みに変わり、徐々に強くなりました。

ついには100メートル走ると痛みが強くなり、走りに集中出来なくなってしまいました。

 
  • 整形外科での対処法

湿布と運動禁止

  • Kさんの要望

2ヵ月後の東京マラソンに完璧な状態で出場したい。

シンスプリントは意外に女性のランナーに多い。

  • 実際の問診と施術

カンセリングをしたところ、軽度のシンスプリントでした。シンスプリントとは、疲労性脛骨骨膜炎といい、一般的なスポーツ障害です。ふくらはぎの最深部にある3つの筋肉が固まり、脛骨の骨膜と擦れることで痛みが出ます。ランナーの方に多く発症することで知られており、早めに鍼灸を行えば早期の変化が見込めます。

軽度は1~2回、重度であれば5回の鍼灸で大きく変化します。Kさんの症状は軽度だったため、1週間の集中鍼灸で気にならないレベルまで変化しました。

  • シンスプリントの施術で使用するツボ

合谷・承山・承筋

  • 院長コメント

シンスプリントの状態が思っていたより軽度で、鍼灸の力で早期の回復が期待できました。また、Kさんによる練習後のアイシングも、シンスプリントの悪化を防いでいた要因もありました。

無事、東京マラソンに間に合うことができ、次のシカゴマラソンに向けて猛練習していることを人づてに聞きました。

シンスプリントの再発はなし!経過良好!

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