公開日:2021年 10月23日
更新日:2021年 10月30日
本日は片側巨脳症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
片側巨脳症の原因はあきらかになっていません。
基本的に遺伝性もないと言われおり、今のところ、異常に片側の脳が大きくなる理由については、脳ができる過程で何かの遺伝子の異常や脳の損傷があることが関係しているのではないかと推定されています。
結節性硬化症や伊藤白斑などの神経皮膚症候群がある人に多いといわれています。しかし、他の病気がなくても片側巨脳症が起きることも多いです。
片側巨脳症の症状は、てんかん発作や発達の遅れ、手足の麻痺などです。このような特徴的な症状は、片側の脳が異常に大きく形成されることによって起こります。
多くの片側巨脳症は、生まれた直後にてんかん発作が起きることから発見されます。頻繁に発作が起き、脳全体に広がった脳波の異常が続くと、発達の遅れが著しく現れます。
片側巨脳症を改善する目的は症状を軽くすることです。そのため、現れる症状に合わせて改善を行います。
てんかん発作には、いろいろな抗てんかん薬を使います。抗てんかん薬を使っても発作が改善しない場合は、半球離断術などを行うこともあります。
発作が止まらない場合、発達の遅れが著しく現れます。しかし、半球離断術などを行い、発作を止めることによって発達の遅れに対しても改善の効果が期待できます。
片側巨脳症では、日常生活を送る上でてんかん発作や発達の遅れ、手足の運動障害に対して、周りの人がサポートをすることが必要になります。
医者と十分相談のもと、日常生活をできるだけ困難なく送ることができるように、医者と十分相談のもと支えていくことが大事なのです。
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