公開日:2021年 7月23日
更新日:2021年 7月24日
本日は小児期崩壊性障害について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
小児期崩壊性障害の原因は現在は明らかになっていません。
脂質代謝異常や結節性硬化症など色々な病気と関係しているとも言われています。しかし、詳しいことは明らかになっていません。
小児期崩壊性障害の症状は、今までできていた色々なことが突然できなくなってしまうことです。例えば、今まで言えていた言葉が突然言えなくなる、突然人とのコミュニケーションがとれなくなる、排尿のコントロールができなくなるなどです。
小児期崩壊性障害の子供は常に不安を感じており、多くの場合は精神遅滞が現れます。
発症する前に前兆として、言うことをきかなくなったりいらいらしたり、強い不安を感じて泣いたりする症状が数ヶ月続きます。その後、あまり活動をしなくなり突然発症します。
小児期崩壊性障害は根本的に解決することはできません。そのため、症状を和らげることを目的に改善を行います。症状を和らげるために効果的なことは、コミュニケーションスキルなどを身につけるための教育的なアプローチと薬でのアプローチです。
コミュニケーションスキルなどを身につけるための教育的なアプローチは、社会的に自立できるようになるために行います。自分の問題を自分で解決できるようになるためには、コミュニケーションスキルなどを身につけることが大切なのです。
薬でのアプローチは特定の症状を和らげるために行います。使う薬は色々あり、年齢や症状によって使い分けられます。人によって副作用があるようなものもあるため、医者とよく相談した上で薬を使うことが大切です。
薬での改善は、一時的に症状を和らげるための方法です。薬の効果で症状が軽くなっているとき、合わせて教育的なアプローチなどを行うとより効果を発揮することもあります。
小児期崩壊性障害には似ている障害がいくつかあります。
1つ目は自閉性障害です。小児期崩壊性障害の自閉症と違う点は、発症するまでは明らかに一般的な成長過程であるにも関わらず突然能力がなくなることです。自閉症の場合は、成長するとき初めから発達の遅れが目立ちます。
2つ目はレット症候群です。小児期崩壊性障害のレット症候群と違う点は症状の現れるスピードが非常に早いレット症候群と比べて小児期崩壊性障害は遅いことです。さらに、レット症候群に起こる特徴的な手の常同運動がないことからも区別できます。
3つ目は認知症です。小児期崩壊性障害の認知症と違う点は、頭部の外傷などの身体的な原因ではないこと、能力が損なわれた後改善によってある程度能力が回復すること、自閉症で現れる特徴が現れることなどです。
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