膵管内乳頭粘液性腫瘍の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2023年 2月 4日

更新日:2024年 2月 5日

本日は膵管内乳頭粘液性腫瘍について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 膵管内乳頭粘液性腫瘍とは
  • 膵管内乳頭粘液性腫瘍の原因
  • 膵管内乳頭粘液性腫瘍の症状
  • 膵管内乳頭粘液性腫瘍胞の改善方法
  • 膵管内乳頭粘液性腫瘍のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、膵のう胞性腫瘍の中で発生することが多い

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、膵のう胞性腫瘍の中で1番発生することが多い代表的なものです。膵のう胞性腫瘍は、膵臓に発生する内部に液体のたまった袋状の腫瘍です。

 

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、男性の方が女性より発生することが多く、特に高齢の男性に発生することが多いです。他も膵のう胞性腫瘍と比べると、膵臓がんにがん化する頻度が高いため注意が必要な腫瘍でもあります。

 

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、主膵管型、分枝膵管型、混合型の3つに分けることができ、主膵管型は膵臓の真ん中を横に通る部分の主膵管が、太く拡張します。

 

分枝膵管型は主膵管に入り込むたくさんの細かい分枝膵管が拡張していき、混合型は、主膵管型と分枝膵管型の両方が合わさったものです。膵管内乳頭粘液性腫瘍の多くは、分枝膵管型です。

肥満、喫煙、アルコールの摂取などが発症のリスク

膵管内乳頭粘液性腫瘍の原因ははっきりとはわかっていません。しかし、慢性膵炎や肥満、喫煙、アルコールの摂取などが発症のリスクであると考えられています。

 

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、良性から悪性までいろいろな段階があります。病気の進むスピードはゆっくりで、長い年月をかけて進みます。

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、膵臓の管内で発生する良性または悪性の腫瘍です。このタイプの腫瘍は、膵管内に粘液を産生し、腫瘍が成長するにつれて膵管を拡張させる特徴があります。IPMNの正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、その発生に関連するいくつかの要因が研究によって示唆されています。

 

・遺伝的要因

IPMNの発生には遺伝的要因が関与している可能性があります。特定の遺伝子変異がIPMNのリスクを高めることが示されていますが、これらの遺伝子変異はすべてのケースで見られるわけではありません。

 

・年齢と性別

IPMNは年齢が上がるにつれて発症リスクが高まり、特に60歳以上の人に多く見られます。男性よりも女性に多いという報告もありますが、研究によっては男女差が少ないという結果もあります。

 

・喫煙

喫煙は膵臓のさまざまな病気のリスクを高めることが知られており、IPMNのリスクも高める可能性があります。

 

・膵臓の病歴

慢性膵炎などの膵臓の病気がある人は、IPMNを発症するリスクが高い可能性があります。

 

・栄養とライフスタイル

特定の食生活やライフスタイルがIPMNのリスクに直接影響を与えるかどうかは明らかではありませんが、全般的な健康を維持することは重要です。

無症状のことが多く、偶然見つかることが多い

膵管内乳頭粘液性腫瘍の症状は、特にありません。無症状のことが多く、他の病気を調べているときなどに偶然膵管内乳頭粘液性腫瘍が見つかることが多いです。

 

のう胞の中の液体は粘り気があります。そのため、膵管に詰まると急性すい炎を発症します。すると、上腹部や背中の痛み、発熱、吐き気、嘔吐などが現れます。

 

膵管内乳頭粘液性腫瘍ががん化すると、膵臓がんと同じような症状が見られます。

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、膵臓の管内に生じる粘液産生性の腫瘍であり、その症状は腫瘍の位置、大きさ、及び膵管への影響によって異なります。多くの場合、IPMNは無症状で偶然に発見されることが多いですが、一部では以下のような症状が現れることがあります。

 

腹痛

腫瘍が膵管を塞いだり、周囲の組織に圧迫を加えたりすることで、腹部の痛みが発生することがあります。この痛みは持続的であったり、時折発生することがあります。

 

黄疸

腫瘍が胆管を塞ぐことによって胆汁の流れが阻害され、皮膚や白目が黄色くなる黄疸が現れることがあります。

 

体重減少

腫瘍による消化管の圧迫や消化吸収の障害などにより、体重が減少することがあります。

 

吐き気と嘔吐

消化不良や腹部の不快感により、吐き気や嘔吐が発生することがあります。

 

 膵炎

IPMNによる膵管の閉塞は、膵液の流れの障害を引き起こし、急性膵炎や慢性膵炎の原因となることがあります。

 

糖尿病

膵臓の機能障害により、新たに糖尿病が発症することがあります。

 

消化不良

腫瘍によって消化酵素の産生が影響を受ける場合、食事後の不快感や消化不良が発生することがあります。

 

IPMNの症状は、他の膵臓の病気や消化器系の病気と類似しているため、正確な判断は画像での判断や組織の採取が必要となります。

改善を行うことが必要であると判断された場合には手術を行う

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、症状がなく、悪性化が疑われない場合は経過観察を行います。改善を行うことが必要であると判断された場合には手術を行います。

 

がんが進んでいる場合、膵頭十二指腸切除術や膵体尾部切除術、膵全摘術を行います。進行がんではなくても進行がんに移行していく可能性が高い場合は、病変部位の部分切除を行うこともあります。

膵管内乳頭粘液性腫瘍の改善方法は、腫瘍の種類、腫瘍の大きさ、発がん性の有無、および全体的な健康状態に基づいて決定されます。改善の主な目的は、がん化のリスクを最小限に抑えることと、関連する症状を管理することです。

 

経過観察

無症状で、がん化のリスクが低い分枝型IPMNの場合、積極的な改善を行う代わりに定期的な画像判断による経過観察が推奨されることがあります。MRIやCTスキャンを使用して腫瘍の大きさや特性の変化を監視します。

 

手術

主膵管型IPMNや、がん化のリスクが高いと判断された分枝型IPMNの場合、手術による腫瘍の切除が推奨されます。

膵頭部切除術(Whipple手術): 膵頭部に位置する腫瘍を取り除くために行われる手術で、必要に応じて十二指腸、胆嚢、および胆管の一部も切除されます。

膵体尾部切除術: 膵臓の体部または尾部に位置する腫瘍を取り除く手術です。膵臓の保存が可能な場合に選択されます。

全膵切除: 腫瘍が膵臓全体に及ぶ場合や、複数の腫瘍が存在する場合に行われることがありますが、この手術は糖尿病などの重大な後遺症を引き起こす可能性があるため、慎重に検討されます。

 

内視鏡的改善

特定のケースでは、内視鏡的レトログレード膵胆管造影を使用して、腫瘍からの粘液排出を促進することで症状を緩和する改善が行われることがあります。これは、主に症状の管理に用いられます。

 

IPMNの改善に特化した薬は現在のところ一般的ではありませんが、関連する症状や合併症の改善には薬物が使用されることがあります。

 

IPMNの改善方針は、がん化のリスクを評価し、命を守ることを最優先に考慮されます。

膵管内乳頭粘液性腫瘍の改善において、直接的にIPMNを対象とした特定の薬は一般的ではありません。IPMNの主な改善方法は手術であり、これは腫瘍を物理的に除去することに焦点を当てています。しかし、IPMNに関連する症状や合併症を管理するために、以下のような薬物が使用される場合があります。

 

疼痛管理薬

IPMNが原因で腹痛が発生した場合、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やより強力な鎮痛剤が処方されることがあります。

 

抗生物質

IPMNに関連する合併症として膵炎や腫瘍が感染することがあるため、これらの感染を改善または予防するために抗生物質が使用されることがあります。

 

消化酵素補助薬

手術後やIPMNによって膵臓の消化酵素の産生が不十分になった場合、食事とともに消化を助けるために膵酵素補助薬が処方されることがあります。

 

プロトンポンプ阻害薬(PPIs)

手術後やIPMNに関連する胃酸過多を管理するために、オメプラゾールやランソプラゾールなどのプロトンポンプ阻害薬が使用されることがあります。

 

胆汁酸結合樹脂

膵頭部切除などの手術後に胆汁が直腸に過剰に流れ込むことを防ぐために使用されることがあります。

 

これらの薬は、IPMNそのものを改善するものではなく、IPMNやその改善に関連する症状や合併症を管理するために使用されます。

1番多いのは分枝膵管型

膵管内乳頭粘液性腫瘍は、主膵管型、分枝膵管型、混合型の3つに分けることができます。中でも、1番多いのは分枝膵管型で、全体の約7〜8割は分枝膵管型であると言われています。

 

分枝膵管型と比べると、がん化する頻度は、主膵管型と混合型の方が高いということがわかっています。

膵管内乳頭粘液性腫瘍に効果的なツボ

膵兪

少商

隠白

膵兪

膵兪は、血糖値を下げる効果があると言われています。

 

糖尿病がある場合などに使われるツボで、膵臓の機能を活性させる膵臓を良くするツボなのです。

少商

少商は、風邪の初期症状に対して効果的なツボです。喉の痛みや扁桃炎、胸苦しさを和らげるために使われます。喘息や夏バテにも効果を発揮するツボです。

 

さらに、内臓の機能を良くする効果もあるため、膵臓を活性することにも役立つと期待できます。

隠白

隠白の「隠」は隠すという意味を持っています。隠白は、隠れた白い部分という意味で、肺気がここに隠れているということから名前がつけられました。

 

隠白は血糖値を調整するツボです。さらに自律神経を整えるためにも効果を発揮します。

ツボの位置と押し方

膵兪

膵兪は、背骨の左右両側にあるツボです。左右の肩甲骨の下端を結んだ高さから背骨1個分下に下がった場所から左右外側に指2本分進んだ場所にあります。

 

押すときは10〜20回を1クールと考えて1日5〜6回押しましょう。

少商

少商は、手の親指にあるツボです。親指の爪のつけ根の外側にあります。

 

押す時には、爪の先を使ったりここを親指と人差し指でつまんだりして押します。

隠白

隠白は、足の指にあるツボです。足の親指の爪の根元にあります。

 

押すときは、揉む反対の手で爪と爪を揉んだり、親指の腹を使って押したりしましょう。

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