公開日:2021年 8月23日
更新日:2021年 9月 8日
本日は子宮膣部びらんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
子宮膣部びらんは、子宮頚部の内側を覆っている子宮頚管粘膜が外に向かって広がって子宮の入り口が赤く見える部分のことです。
どのくらい子宮膣部びらんが見られるのかということは、人によって違います。ほとんど見られない人もいれば、子宮の入り口全体に見られる人もいます。
子宮膣部びらんは病気ではありません。ほとんどの場合が生理的な状態で、女性ホルモンが活発な時期に多く見られる状態です。
しかし、子宮膣部びらんの部分は薄い皮膚で覆われているだけであるため炎症や不正出血が起きることが多いです。さらに広い範囲が子宮膣部びらんの場合、常におりものが多い状態になることもあります。
子宮膣部びらんは病気ではありません。生理的な現象で、女性ホルモンが活発な時期に現れます。
そのため、月経がある間はほとんどの女性に見られる状態であると言われています。閉経すると女性ホルモンが減っていくため閉経後の女性にはほとんど見られません。
子宮膣部びらんは病気ではないため、自覚症状はほとんどありません。しかし、子宮膣部びらんの部分は円柱上皮で、円柱上皮は薄い皮膚のため炎症や出血を起こしやすくなってしまいます。
広い範囲で子宮膣部びらんの状態になっている場合、分泌物が増えいつもおりものが多い状態になることもあります。出血しやすい状態になっているため、場合によっては不正出血が起こったり、性交時に出血が起きたりすることもあります。
子宮膣部びらんは月経がある女性には誰にでも起こる可能性があります。生理現象のため特に問題はありませんが、出血を起こしやすくなったり細菌が繁殖する可能性が高くなったりすることもあります。
子宮膣部びらんの状態が起こる場所は子宮頸がんが発生する可能性のある場所です。そのため、不正出血やおりものの量や色などへの不安がある場合は医師に相談することをお勧めいたします。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11時~21時迄 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
年末年始