公開日:2021年 10月11日
更新日:2021年 10月24日
本日は眼皮膚白皮症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
眼皮膚白皮症の原因は、メラニンという色素の合成に関わる遺伝子の変異です。
遺伝性のある病気で、同じタイプの遺伝子を持つ人同士の子供はほとんどの場合眼皮膚白皮症を発症します。遺伝形式は、常染色体劣性遺伝性です。
血縁関係が近い夫婦はそうでない夫婦に比べて、子供が眼皮膚白皮症を発症する可能性が高いと言われています。
眼皮膚白皮症の症状は、皮膚と毛髪と眼の色が薄くなることです。ほとんどの場合で、視力障害や眼振も起こります。
体全体の皮膚の色は、白色のような色になります。虹彩の色は、青から灰色のような色になります。髪の色は、白から茶褐色や銀色のような色になります。
兆候型の場合、血が出やすくなったり神経症状が起きたり感染症に感染しやすくなったりします。そのため合併症を発症してしまう可能性もあります。中高年になると、間質性肺炎などの疾患を発症することもあります。
中高年になると兆候型でも非兆候型でも皮膚癌を発症するリスクが高くなるため注意が必要です。
眼皮膚白皮症の改善方法は今のところありません。
中高年になると皮膚癌の発症リスクが高くなるため、子供の頃から紫外線対策をきちんとしておくことが大切です。
眼皮膚白皮症では、紫外線の対策をすることが非常に大切です。そのため小さい頃から紫外線から避けることや照明の明るさなどに対して指導をしておくことが必要です。
化粧品などを使うことで皮膚の色を一般的な色にすることもできます。そのため、悩んでいる場合は化粧品などで隠すこともお勧めです。
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