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良性発作性頭位めまい症の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2019年 12月23日

更新日:2020年  6月26日

本日は良性発作性頭位めまい症について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 良性発作性頭位めまい症とは
  • 良性発作性頭位めまい症の症状
  • 良性発作性頭位めまい症の改善方法
  • 良性発作性頭位めまい症のにかかる費用
  • 良性発作性頭位めまい症の予防とまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

良性発作性頭位めまい症はめまいを生じる病気

良性発作性頭位めまい症とは、内耳の耳石器という部分にある、耳石という炭酸カルシウムの塊が、日常生活動作における、何らかの原因で剥がれ落ちてしまい、三半規管の中に入り込むことで、めまいを生じる病気です。

三半規管とは耳の奥にあり三つの車輪のような器官(半規管)がつながった組織で、この中はリンパ液で満 たされています。そこに頭が動くと、それに応じてリンパ液も三半規管の中を流 れ、この動きを感知して人間は、歩いたり、走ったりと、体全体のバランスを取っ ています。その三半規管に耳石という炭酸カルシウムが入り込むと、リンパ液の流 れが乱れてしまいます。結果として感覚器と実際の体の動きが合わなくなり、この 脳神経伝達のメカニズムの「ずれ」からめまいが生じると考えられています。 

 

一般的にはめまいの症状があるとメニエール病を疑う人もいますが、実は内耳の障害が原因で発生するめまいのうち、良性発作性頭位めまい症が6割以上で、メニエール病によるものは2割以下といわれています。

良性発作性頭位めまい症の症状は回転性めまい

良性発作性頭位めまい症の症状は、回転性のめまい(ぐるぐると目を回したときのようなめまい)です。

この病気は炭酸カルシウムに耳石が入り込んだ半規管が、リンパ液の流れに異常を生じるため、特定の方向に頭を動かしたときにだけ症状が見られることが最大の特徴です。またその際、症状のある方の意思と関係なく、眼球が動く眼振という現象が起こるのも特徴です。目を回した状態に近いため、乗り物酔いにも似た、嘔吐感を伴うことがある。 耳鳴りや聞こえづらいなどの症状は伴わず、「めまい」だけ生じます。めまいを重 ねるうちに徐々に慣れていき、症状が軽くなっていくという特徴もあるが、耳石が 三半規管に入り込んでいる限りは症状が治まることはないとされています。

良性発作性頭位めまい症の改善方法は運動が有効

良性発作性頭位めまい症の改善方法は運動が有効です。

頭を特定の順番で、特定の方向に傾けることで、三半規管に入り込んだ耳石を体外へ排出する治療を行います(頭位治療)。医師がゆっくりと頭を上下左右に動かし、三半規管の中に入り 込んだ耳石を移動させ、三半規管から排出できるよう導きます。三半規管に入り込んだ耳石の位置は、「フレンツェル眼鏡」と呼ばれる特殊な眼鏡や、小型CCDカメラなどを用いて眼球の動きを観察することによって判断します。

頸椎異常などにより頭位による改善方法が行えない場合は、抗めまい薬や抗不安薬などによる薬物療法を行います。入り込んでいた耳石を三半規管から取り除くことができれば、めまい発作は改善します。頭位治療は耳石の位置が明らかな場合で6割程度の有効率のため、内服薬での改善方法を併用することも多いです。耳石が三半規管に入り込んでしまうという現象は誰にでも起こり得ることだが、何度も症状が出る場合は内耳以外が原因の可 能性もあるため、専門医に受診する事が大切です。

良性発作性頭位めまい症にかかる費用は約2~3000円

根本改善は、あるべき位置にセンサーを戻してあげることです。頭や体を動かしてめまいを治す改善方法は運動です。運動では、患者が自宅でできるめまいリハビリ体操と、眼振を観察しながら医師と協同で耳石を元の位置に戻す方法(浮遊耳石置換法)があります。かかる費用は一般的には保険証持参で診察 +眼振検査で約 2,000円。診察+眼振検査+聴力検査で約 3,000円となります。

良性発作性頭位めまい症は薬による改善ではなく、物理的に動かすことが重要です。自宅で出来る運動が多く、かかる費用は少額です。具体的な運動としては、あえてめまいが起こる頭の向きや姿勢を繰り返すことで、症状は次第に軽くなっていくことが報告されています。「めまい」がするからといって安静にしていると、かえって良くありません。積極的に頭や体を動かした方が早く治るとされています。この時、めまいや吐き気はありますが、心配いりません。これは、頭や体を動かすことで耳石が正しい位置に戻り、耳石が砕け散って小さくなり、吸収されやすくなるからです。

 

適度な運動で、通常2週間から1カ月以内に治ります。めまいと吐き気があるときは安静にしなければならない病気もありますが、この良性発作性頭位めまい症では頭や体を積極的に動かすことが治療なので、まずは耳鼻咽喉科医によるきちんとした診察を受けることが大事です。

良性発作性頭位めまい症のまとめ

良性発作性頭位めまい症には予防が大切です。まず、炭酸カルシウム、すなわち耳石を三半規管にためないこと、つまり長時間同じ姿勢でいたり頭を動かさずにいたりすることを避けるのが有効だと考えられています。また同じ方向で横向きに寝ない事や、リモートワークの増加など、同じ姿勢で長時間の作業が続くときは定期的に姿勢を変えてリフレッシュすることもとても大切です。寝返り運動を行うことも有効です。寝返り運動は起床後と就寝前に寝床で行う運動で、左向き・あおむけ・ 右向き・再びあおむけの順番で姿勢を変えながら各10秒ずつ数え、これを複数回続けることが、効果があると報告されています。

良性発作性頭位めまい症は予防する事が大切です。そして症状が出た際は、まずは診察による専門医による診察を受けることが大事です。

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