公開日:2022年 1月10日
更新日:2022年 3月 5日
本日はカフェイン中毒について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
カフェイン中毒の原因は、多くのカフェインを含んでいる飲み物の飲み過ぎです。
コーヒーや紅茶、ココアなどには天然のカフェインが多く含まれています。このような飲み物を毎日飲むことが習慣になっていると、カフェイン中毒が起こることがあるのです。
また、毎日飲んでいるわけではなくても、多くのカフェインを含む飲み物を短時間で大量に飲むと、突然中毒症状が現れることもあります。
これは、突然大量のカフェインが体の中に入ることでカフェインの代謝が追いつかなくなくなることで起こります。
カフェイン中毒では、精神的な症状と身体的な症状の2種類が現れます。
精神的な症状としては、興奮したりイライラしたりするという症状が現れます。他にも、緊張や不安、あせりが現れたり、眠れなくなったりすることもあります。
症状の程度が重くなると、精神錯乱や妄想、幻聴や幻覚、パニック発作、衝動性などが現れることもあります。
身体的な症状としては、頭痛や胸の痛み、吐き気や嘔吐や下痢、頻脈や不整脈、動悸などが現れます。手足の震えが現れることもあります。症状の程度が重くなると、痙攣や羞明が現れることもあります。
カフェイン中毒の改善方法は、体の中のカフェインの濃度を下げることです。カフェイン中毒に効果的な解毒薬や拮抗薬はありません。そのため、全身を管理しながらカフェインの濃度を下げることが大事なのです。
症状の程度が重い場合、胃洗浄やカテーテルを使って改善に取り組むこともあります。また、興奮や錯乱などの症状が強い場合は、鎮静薬や抗精神病薬などを使うこともあります。
カフェイン中毒が起こった場合は、生活習慣を改善することが必ず必要です。長い目で見ると、カフェイン中毒の改善ではカフェインを多く含む飲み物との付き合い方を改めることが大事なのです。
カフェイン中毒の症状が現れたとき、最初からカフェイン中毒を疑うことは非常に難しいです。
そのため、カフェイン中毒の判断を行うためには、生活習慣や生活の背景、症状の経過、病院に行く直前の様子や身の回りの状況が非常に大事になります。周りの人はできるだけ医師にそのような情報を伝えるようにしましょう。
カフェインは眠気覚ましややる気を起こすという目的で多く使われます。エナジードリンクなどの飲み物を普段から習慣的に飲んでいる人は自分の体調などにも注意することをおすすめします。
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