公開日:2021年 6月11日
更新日:2021年 7月 1日
本日は球後視神経炎について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
球後視神経炎の原因の多くは原因不明です。原因がわかっている場合に多い原因は、精神的な影響や視神経の血管に問題が起こること、視神経に腫瘍ができることです。
眼窩や副鼻腔の炎症、喫煙、メチルアルコール、鉛などの中毒で起こることが原因で球後視神経炎が起こることや何かの要因で免疫系が自分の組織に抗体を作ってしまうことが原因で球後視神経炎が起きることもあります。
場合によっては、多発硬化症の前兆や症状の一部として現れることもあります。
急激に視力が低下した時、調べても特に問題がない場合に球後視神経炎と判断されることもあります。しかし、この場合は、球後視神経炎以外の病気が関係していることもあるため、注意が必要です。
球後視神経炎の主な症状は視力障害です。発症すると急激に視力が下がっていき、1日〜2日で最大まで視力が落ちます。
視力の低下の程度は様々で、完全に失明してしまうこともあります。多くの場合は、眼の痛みや頭痛が起きます。眼の痛みは眼球が運動をする時、強い痛みを感じることが多いです。
球後視神経炎を改善するためには、原因となっていることを改善することが必要です。
原因となっている病気がある場合は、原因となっている病気を改善することが大切なのです。合わせて、副腎皮質ホルモン剤やビタミンB1やB12、血行促進剤などを使って改善に取り組みます。
原因がわからない場合も副腎皮質ステロイド薬を点滴して改善を行います。副腎皮質ステロイド薬では、視力の低下を抑えて改善するスピードを早めます。さらに、多発性硬化症の予防にもつながります。
球後視神経炎は改善を行うことで、完全に視力が完全に回復することもあります。しかし場合によっては視神経が萎縮してしまい回復しないこともあるため医師と相談の上改善に取り組みましょう。
球後視神経炎を調べる時には、まず、眼底を調べて眼底の腫脹を調べます。炎症が視神経のみ起きている場合は眼底には問題が現れないこともあります。そのため、瞳孔の対光の反応の差も調べます。
球後視神経炎では画像での判断も行います。画像では、視神経の腫大や側脳室の脱髄巣があるかないかを調べます。
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