セクソムニアの鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年  3月 3日

更新日:2022年  3月27

本日はセクソムニアについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • セクソムニアとは
  • セクソムニアの原因
  • セクソムニアの症状
  • セクソムニアの改善方法
  • セクソムニアのまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

セクソムニアは、睡眠障害の一つ

セクソムニアは、睡眠障害の一つで、睡眠中に本人の意思と関係なく性的な行動や性行為を行ってしまう障害です。症状は、主にノンレム睡眠のときに現れます。

 

セクソムニアが医学的に実証されたのは数年前です。そのため、一般的に知られていないことも多いです。

 

症状を自覚したとしても、医師や周りの人に相談しにくいため、どのくらいの人が発症しているのかについては今のところわかっていません。発症する人は男性に多いですが、女性にも発症は見られます。

考えられている原因は、睡眠不足や薬やアルコールの影響など

セクソムニアの原因は、詳しくはわかっていません。考えられていることとしては、睡眠不足や薬やアルコールの影響などです。睡眠時無呼吸を合わせて発症していることもあると言われています。

 

医学論文において、軍隊でセクソムニアが発病しているという報告もあります。この原因について、軍隊という職業のために睡眠不足で緊張感のある環境で過ごしていることが関係していると言われています。

セクソムニアの症状は、睡眠中に性行為を行うこと

セクソムニアの症状は、睡眠中に性的な行為を行うことです。性的な発言や発声も見られます。

 

セクソムニアを発症している場合、一般的な睡眠より深い睡眠をしていることがわかっています。多くの場合、症状はノンレム睡眠の時に現れます。

 

本人の意思とは関係なく、性的な行為や行動を行うため、場合によっては本人や周りの人々に大きな結果をもたらしてしまうこともあります。

セクソムニアの改善方法は、薬

セクソムニアの改善方法は、薬です。主に、抗てんかん薬であるクロナゼパムを使って改善を行います。抗うつ薬であるパロキセチンが使われることもあります。

 

睡眠不足が原因に関係しているとも考えられているため、十分な睡眠時間を確保し、毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きるという規則正しい睡眠リズムを作ることができるように睡眠衛生の指導も行います。

 

 睡眠時無呼吸などの他の睡眠障害を合わせて発症していることもあるため、他の睡眠障害を発症していないかどうかを調べ、発症している場合はセクソムニア以外の睡眠障害の改善に取り組むことも大事です。

一般的にセクソムニアという病気は知られていない

セクソムニアは、発症していても多くの人が病院でセクソムニアであるという判断を受けていないと考えられています。一般的にセクソムニアという病気が知られていないためです。

さらに、病気を知っていても、眠っている時の行動を自覚していなかったり、恥ずかしくて相談できなかったりする人も多いと言われています。

今までに報告されているセクソムニアの症例は、一緒に寝ているパートナーに勧められて病院に相談に行ったり、睡眠中の行動をした結果性犯罪で起訴されたことでわかったりしていることが多いです

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