股関節の痛みについて【変形性股関節・筋肉・神経の解説】

公開日:2019年 12月23日

更新日:2021年  5月15日

本日は股関節の痛みについて解説させていただきます。

股関節が痛む原因ははおおきく分けて、3つあります。

  1. 骨の問題です。股関節はふとともの骨(大腿骨)と骨盤で構成されております。一番多いのは、股関節の変形です。股関節の変形とは、関節の軟骨が割れていたり、削れている状態です。
  2. 筋肉の問題です。股関節のまわりには、筋肉が数多くあります。腰からくる筋肉や、股関節周辺に取り巻く筋肉などありますが、痛む動き、痛み方で判断できます。
  3. リンパの問題です。股関節の前側にはそけいリンパ節という大きいリンパの集まりがあります。このリンパの集まりは、排水溝の役割もすることで足のむくみ、だるさに大きく関係しております。股関節の痛みを改善する場合は、原因を正確に判断する必要があります。

股関節は骨盤と大腿骨で構成される関節で、丸い大腿骨頭が臼のような寛骨臼の中にはまりこんでいる作りになります。股関節痛の原因には、筋肉疾患、内臓疾患など多岐にわたります。股関節の痛みは過去の事故によるものや生活パターンのクセによるものもあります。

股関節の痛みはレントゲンがすべてではないが、処置は必要

股関節の症状は、大きく分けると2通りになります。

  • 股関節を構成している骨、筋肉、リンパなど軟部組織の問題
  • 内臓や腫瘍が原因で波及する間接的問題によるもの

レントゲンやMRIによって、股関節内の問題がないか確認する必要があります。股関節内の問題としては、股関節内に骨の棘ができたり、軟骨が擦り減る状態です。レントゲンの判断がすべてではありません。股関節がすりへっていても痛みがでない方はいます。自分がどのような状態かその方自身がしっかり見極める必要があります。

股関節の症状には、股関節まわりの深層筋と関節内の血流を良くします。

股関節まわりを多角的にアプローチ

股関節まわりの筋肉が固くなることで痛みを感じるようになります。股関節の前後、左右のトリガーポイントを除去することで痛みを取り除きます。股関節には、関節包というクッション材の役割をするところがあります。

この関節包につく神経が興奮することで痛みを感じるようになります。当院では、この神経の興奮をおさえる鎮静をおこないます。

股関節を支えてくれている腰の筋肉、股関節内にある血管など、股関節内の循環も良くしていきます。脚の高低差など姿勢のゆがみを調整することで、股関節痛が再び痛むことをできるだけ防ぎます。

股関節痛の痛みはさまざまな要因で起こります。股関節自体の問題なのか、股関節のまわりの筋肉、リンパが問題なのか判断して改善いたします。股関節の痛みを訴える人の数は142名のうち、完全回復・良好あわせて100名で、回復率は70パーセント以上の好成績を残しております。

おしりに痛みを感じる方やスポーツができずに苦しんでいる方は完璧に良くするためにも、当院をおすすめ致します。

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