公開日:2021年 9月 2日
更新日:2021年 11月19日
本日はメープルシロップ尿症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
メープルシロップ尿症の原因は、遺伝です。遺伝形式は、常染色体劣性遺伝です。
遺伝子の異常によって、酵素の異常がおこり発症するのです。
メープルシロップ尿症の症状は、さまざまです。初めの段階では、元気のなさや哺乳力の低下、機嫌の悪さ、嘔吐などがみられます。
症状が進むと、意識障害やけいれん、呼吸困難や筋緊張の低下、後弓反張などの症状が現れます。慢性的に現れる症状は、発達障害や精神運動発達の遅滞や失調症、けいれんなどです。
改善を行うまでに時間がかかると、命に関わる危険もあります。命にかかわらなくても、非常に程度の重い神経後遺症が残ることもあります。
メープルシロップ尿症の改善方法は、適切なカロリーの摂取と電解質の輸液、ビタミンの投与、蛋白の制限です。それらを行っても症状に改善が見られない場合は、肝移植や血液ろ過透析を行うこともあります。
ほとんどのメープルシロップ尿症は、新生児マススクリーニング で発見されています。改善が遅れると命に関わることもあるため、早く発見し、改善を行うことが非常に重要なのです。
肝臓移植を行うことで症状が改善することもあります。
メープルシロップ尿症を発症した場合、気をつけることは熱が出たり嘔吐や下痢を起こしたりしたとき、早めに病院に行くことです。
何か異変があったらすぐに病院に行き改善を行いましょう。
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