公開日:2019年 12月23日
更新日:2021年 5月15日
本日は関節水腫とひざに水がたまりやすい方について解説させていただきます。
関節水腫(かんせつすいしゅ)とは、無理な外力が加わったり、反復動作を繰り返したりすると、滑膜が刺激されて炎症を起こします。
炎症により滑膜が変性変化を起こし、滑液が多く分泌されてきます。
滑液の分泌と吸収のバランスがくずれ、滑液が分泌過多となり、関節に水がたまる関節水腫を起こします。
関節水腫の原因は、変形性膝関節症や関節リウマチ、ばい菌による関節炎や、痛風などの代謝性の関節炎によっても水が膝に溜まることがあります。関節の外傷や捻挫、関節に付着している靱帯の損傷、関節軟骨の損傷でも水が溜まります。加齢や反復動作による筋緊張、O脚で関節水腫を起こすることもあります。
関節水腫の判断に膝蓋跳動試験をおこないます。あおむけになって、施術者は両手でひざを軽く圧迫します。
関節水腫の場合、膝蓋骨が大腿骨の関節面より浮き上がります。膝蓋骨の圧迫により、お互い関節面が衝突し、コツコツという音が聞かれたり、その衝撃が指先に感じられます。
ひざに水がたまったら、関節水腫の原因を調べる必要があります。細菌感染、病原菌による場合は病院の指示に従って処置してください。
ランニングや自転車、バランスの左右差で起こった関節水腫は、治っても再び起こす特徴があります。運動、バランスでおきた症状は当院で対応できます。
関節水腫とは、関節の中にある関節包内で起きます。関節が動きやすいようにするため、クッションの役割を果たす部分です。関節包内は液体で満たされており、常に循環されております。
循環のバランスが悪くなることで、異常に溜まり、関節水腫を起こします。当院は、関節包に直接処置をすることで、関節包内の循環をよくさせます。
関節包内の循環が改善されると、関節水腫はおさまります。
関節水腫をおこしている側に、大きなストレスがかかっているため、関節水腫になりやすいです。当院ではカラダのゆがみも一緒に改善して関節水腫が起きづらいカラダにしていきます。
関節水腫は、歩くことも困難なレベルの症状でも水がひくケースもありますが、軟骨に異常がある場合は非常に回復しにくい傾向があります。利用者数114名のうち、完全回復・良好あわせて74名です。
11時から21時
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