上腕骨内側上顆炎【手術の判断・テスト・症状・鍼灸】

公開日:2019年12月23日

更新日:2021年15月15日

本日は肘の痛みの原因について解説させていただきます。

上腕骨内側上顆炎は肘の内側の痛み

上腕骨内側上炎はぞうきん絞りがつらい

上腕骨内側上顆炎になると普段の生活では

 

  • ぞうきんをしぼること
  • スーツケースをひく動作
  • ゴルフのインパクトの時

で痛みをつよく感じます。

 

好発年齢は20代~60代で、男女の性差もほとんどありません。

原因の筋肉のコリを無くすのが大事

ひじの内側から手まで走る筋肉が7種類あります。

 

  • 浅指屈筋
  • 深指屈筋
  • 円回内筋
  • 尺側手根屈筋
  • 長掌筋

 

7種類の中からどの筋肉がかたくなり、上腕骨内側上顆にストレスをかけているのか判断する必要があります。

 

鍼灸をおこなう前には、かならず手の指と肘のテストを行います。

 

原因の筋肉がわかり次第、筋肉の緊張を徹底的にゆるめる鍼灸施術をおこないます。

 

ひじに炎症がつよく出ているケースははりと平行して、アイスノンによる冷却もおこないます。

 

早期の回復を促します。

上腕骨内側上顆炎は原因がはっきりしているため、外側上顆炎よりも回復しやすい傾向にあります。

 

肘のお辛い症状でおなやみの方は、当院の鍼灸をおすすめ致します。

実際のゴルフ肘の施術例

リハビリしても治らない野球肩
  • 年齢・性別

50代男性

 

  • 肘の痛みを感じた時期

1年前から

 

  • 肘が痛むきっかけ

ゴルフのやりすぎ、週3練習とラウンドしていた。

 

  • 整形外科の対応

ステロイド注射を3回やったが、痛みは変わらず。

3回目以降のステロイド注射は靭帯が弱くなるため、医師から止められた。

 

 

鍼灸も何回か試したが、治らず。

 

 

  • ほかの対策

とくになし

 

  • 銀座そうぜん鍼灸院の来院経緯

上腕骨外側上顆炎のサイトでみて

 

ゴルフ肘は7つの筋肉に原因がある。

ゴルフ肘は7つの筋肉に原因がある。
  • 銀座そうぜん鍼灸院の対応・施術
  • カウンセリングをしたところ、左右の総指伸筋、示指伸筋の緊張が痛みを出しているとわかりました。

ゴルフ肘の原因筋の見つけ方

  1. 手をパーに広げる。
  2. 5本の指に負荷をかけながら、反らせる。
  3. 肘に痛みを感じた指が、原因筋です。

以下のポイントを施術していきます。

  1. ゴルフ肘の原因筋の解消(今回は2つの筋肉だったため、施術は簡単でした。)
  2. 首のコリの除去(東洋医学的に肩とふくらはぎは繋がっているから)
  3. 大腸経の経絡の流れを改善させる(大腸経とは、腕の外側の気のめぐりを意味する)

上腕骨外側上顆炎によく使われるツボは曲池

野球肩に使われるツボ

ゴルフ肘によく使われるツボをご紹介します。

  • 曲池
  • 手三里
  • 合谷

まとめ:ストレッチはダメ!肘の痛みは深層筋鍼灸がおすすめ!

ストレッチはダメ!。肘の痛みは深層筋鍼灸がおすすめ!

この方の場合、総指伸筋のコリが一番の原因でしたが、ストレッチのやりすぎも慢性化した一因でした。

 

痛みが感じる時期のストレッチは筋肉の状態を悪化させます。

  1. 痛みがあるのにストレッチをする。
  2. 痛みがあるため、脳がカラダを守ろうとして、痛む周辺の筋肉を硬くする。
  3. 硬くなった筋肉が痛みを悪化させる。
  4. 痛みが取れないため、再度ストレッチをする。

 

 

この負のサイクルに入っていました。

 

私からアドバイスは2点

  • 痛みが取れるまで、ストレッチとマッサージはしない。
  • 動けるのであればゴルフを続けて欲しい。
  • サポーターはつけて欲しい。

3ヶ月13回の鍼灸で、肘の痛みはゼロになりました。

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