公開日:2022年 1月11日
更新日:2022年 1月22日
本日は僧帽弁逸脱症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
僧帽弁逸脱症の主な原因は、弁組織が弱いことです。弁組織が弱いと、弁組織が過剰に延長し、僧帽弁逸脱症が起こります。
僧帽弁逸脱症のリスクを高めると考えられている病気もいくつかあります。リウマチ性心疾患、マルファン症候群、エーラス-ダンロス症候群などは僧帽弁逸脱症のリスクを高める可能性のある病気です。
僧帽弁逸脱症では、特に症状が現れることはありません。
しかし、場合によっては胸の痛みや早い脈拍、動悸や片頭痛、疲れやめまいなどが現れることもあります。他にも、立ち上がったときに血圧が異常に下がる起立性低血圧が起きることもあります。
逆流の程度が重い場合や、弁が感染した場合、弱い組織が破裂した場合は、重い心臓障害が起こる可能性があります。
僧帽弁逸脱は、ほとんどの場合改善が必要になることはありません。
心拍が異常に速い場合は、ベータ遮断薬を使うことがあります。ベータ遮断薬によって心拍を遅くすることで動悸などの症状が軽くなることが期待できるためです。
僧帽弁逸脱症は、身体を確認し、心エコーを調べて判断が行われます。
特徴的なクリック音が確認できた場合に判断されます。そして、左心室が収縮するときに心雑音がある場合、逆流が起きているというように判断されます。
心エコーでは逸脱の状態を確認することができます。逆流があるということがわかった場合は、心エコーによってどのくらいの程度であるかを評価します。
逆流の程度が重い場合は心臓障害の危険があるため、逆流がどのくらい起きているのかを評価することは非常に重要です。
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