足底筋膜炎公開日:2019年 12月23日
更新日:2020年 12月17日
本日は足底筋膜炎について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
などと言った症状が特徴です。好発部位は3か所あり、最も多いのが踵、次いで土踏まず、そして腱の遠位部です。
足底の内側の足底腱膜起始部には、脛骨神経から外側足底神経が分岐しています。硬くなった腱膜に拘扼されると、微小断裂のために圧痛、腫張、時にしこりが認められます。
この症状は何と言っても、走れば走るほど、歩けば歩くほど足の裏が痛くなるのが特徴です。また、筋肉の攣りがふくらはぎまで来ることもあります。
足底腱膜は足部のアーチ(土踏まず)を保持しています。スプリングのように荷重時にショックを吸収する役目がありますが、ジャンプやランニングなどのオーバーユース、長年の足部にかかる体重刺激などで腱が変性・微小断裂や炎症が発生します。
また、オーバーユースだけが原因ではなく、急な体重の増加で踵に負担がかかったり、長年の癖による全身の骨格のバランスが乱れが原因で起こる場合もあります。
下腿と踵骨を軸としアライメント動作を行います。回内動作で疼痛が起こるか、回外動作で疼痛が起こるかをチェックし、好発部位がどこなのかの特定を行います。回内であれば中央部、回外であれば足底腱膜の起始部で炎症が起こっていると確認できます。
なんといっても第1は、局所の休息です。スポーツや部活で休息が十分に取れない場合や、痛みが強い場合は消炎鎮痛内服薬、ステロイド注射を行います。しかしステロイド注射は、頻回に行うことは避けるべきです。足底部へ直接、あるいは間接的(下腿など)に超音波、干渉波などを行い、痛みを和らげます。
また、この症状は、足底部の硬さにより起こるので、足底から下肢にかけてのストレッチを入念に行うこと、リハビリ初期にはプール歩行やエアロバイクを積極的に取り入れ再発させない身体作りを行うことが非常に重要です。
足底筋膜炎は、使い過ぎによる筋膜の炎症で起こっている症状です。そのため当院での足底筋膜炎に対しての鍼灸施術は、痛みが起こっている部位周辺の筋肉を緩めることにより、症状の緩和を図ります。
筋膜が硬くなり、冷えやすく攣りやすくなった足の血流を改善し、早期回復を目指します。
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