炎症後色素沈着の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年 8月20日

更新日:2022年 9月 2日

本日は炎症後色素沈着について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 炎症後色素沈着とは
  • 炎症後色素沈着の原因
  • 炎症後色素沈着の症状
  • 炎症後色素沈着の改善方法
  • 炎症後色素沈着の予防
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

色素沈着が起こると、見た目の問題で悩みを持つことが多い

炎症後色素沈着は、皮膚にやけどや外傷ができるなどのダメージを受けて炎症が起きた後、同じ部位にシミのような色素沈着ができることです。

 

色素沈着が起こっても健康上は問題ありませんが、見た目の問題で悩みを持つことが多いです。

 

こすったり触ったりしすぎて摩擦が起きると、色素沈着が起こりやすいと言われています。

 

炎症が一時的で強い炎症ではなくても、日常的にその部位をよく触ったり、衣類などでよくこすれたりすると、慢性的な炎症につながるのです。

 

色素沈着が起きると、原因や肌の状態などによってはなかなか改善がみられないこともあります。

炎症後色素沈着の原因は、肌に炎症が起こること

炎症後色素沈着の原因は、肌に炎症が起こることです。きっかけとしては、怪我やニキビや湿疹、虫刺され、毛抜きやかみそり、ヘアアイロンでのやけどなどが多いです。しみを改善するためのレーザーもきっかけになることがあります。

 

他にも、慢性皮膚炎や乾癬、全身性エリテマトーデスなどで肌に炎症が起こったことや手術痕やQスイッチルビーレーザーの照射、強いピーリングなどで表皮に傷ができたことがきっかけになることもあります。

 

殺菌剤や寄生虫の駆除剤、抗うつ剤などの薬による影響や金、銀、ヒ素、ベンゾフェノンなどの化学物質への反応、香水やエッセンシャルオイルなどへ反応が関わっていることもあります。

 

皮膚に炎症が起こると、炎症部位に浸潤した白血球やマクロファージや肥満細胞から、炎症メディエーターという生理活性物質が放出されます。

 

炎症メディエーターは、白血球の遊走や浸潤、血管の拡張、血管透過性の亢進、組織の破壊などの作用があるため、メラノサイトを活発化させて多くの量のメラニンが作られると言われています。

 

すると、もともと肌が持つる新陳代謝の速さががメラニンを作る速さに対応できず、表皮にメラニンがたまることで色素沈着が起こるのです。

炎症後色素沈着の症状は、シミのような色素沈着ができること

炎症後色素沈着の症状は、強い炎症が起きた同じ部位に灰褐色や茶褐色、紫褐色のシミのような色素沈着ができることです。

 

痛みやかゆみなどが起こることはなく、健康的には問題ありません。しかし、美容面では問題になることもあります。

炎症をおさめ、色素細胞の活性化を抑え、肌の新陳代謝を促進する

炎症後色素沈着の改善で大事なことは、炎症をおさめること、色素細胞の活性化を抑えること、肌の新陳代謝を促進することです。

 

炎症をおさめるためには、色素沈着が起こっている部分を触らないことが大事です。

 

色素細胞の活性化を抑えるための方法としては、ハイドロキノンクリームとトラネキサム酸などの薬を塗る方法があります。薬を塗ることで、メラニン色素ができることを抑えることができ、色素沈着の改善につながるのです。

 

他にも、ビタミンCの内服薬を飲むことも改善の効果が期待できます。

 

肌の新陳代謝を促進するためには、トレチノインなどの外用薬を使ったりケミカルピーリングを行ったりフォトシルクプラスなどレーザーを使ったりします。

セルフケアを行うことでより早い症状の改善が期待できる

炎症性色素沈着は、自宅でセルフケアを行うことでより早い症状の改善が期待できます。

 

市販されているビタミンC内服薬やハイドロキノンクリームを使ってケアを行いましょう。

 

炎症後色素沈着は黒ずんでいるため、紫外線を吸収しやすい状態です。紫外線を吸収してしまうと、色素沈着がさらに深くなってしまうことも多いため、日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。

 

晴れの日だけではなく、曇りの日でも紫外線の影響を受けます。日焼け止めは天気に関わらず塗ることをお勧めします。

炎症後色素沈着に効果的なツボ

太谿

三陰交

頭維

太谿

太谿は、ホルモンバランスを整えて内臓機能を高める効果があります。ホルモンバランスが整い内臓機能が高くなると、新陳代謝を促すため肌のターンオーバーを促進する効果が期待できます。

 

 

 

 

炎症後色素沈着を改善するためには、肌のターンオーバーを促進することが大事なため、太谿を刺激することで改善に役立つのです。

三陰交

三陰交は、肌荒れに効果があるツボです。特に血行が悪いことで発生する肌荒れに効果的です。血行を良くすることは肌の新陳代謝の促進にもつながるため、炎症後色素沈着の改善にも効果が期待できます。

 

血の巡りが悪いとき、血が足りないことが原因のケースと血の巡りが滞っていることが原因のケースがあります。三陰交はどちに対しても効果的なため、色々な症状に有効であると言えます。

 

生理中に起こる肌荒れや血色の悪さにも有効です。

頭維

頭維は、眼精疲労や頭痛の時に効果を発揮するツボです。頭をスッキリさせたい時に、頭維を刺激することをお勧めします。

 

頭維はシミに対しても使われることがあるため、炎症後色素沈着に対しての効果も期待できると言えます。

ツボの位置と押し方

太谿

太谿のある場所は、内側のくるぶしのすぐ後ろとアキレス腱の間のくぼんでいる場所です。

 

押すときは、膝を曲げて押す側と同じ側の手で足首をつかみながら、親指を使って押します。その上から反対側の親指を当てて押していくとより圧を与えていくこともできます。

三陰交

三陰交は、足の内くるぶしから指4本分上に上がったところにあるツボです。すねと骨のきわで、骨の後ろのあたりにあります。

 

押すときは、心地よいと感じるくらいの力で押しましょう。時間がない人は、ドラッグストアや薬局で買うことができる鍼シールをツボに貼っておくだけでも効果が期待できます。

頭維

頭維は、額の生え際の角にあります。

 

押すときは、中指と薬指を使って心地よいと感じる程度の力で押しましょう。また、頭皮を動かすような感覚で小さな円を描くように刺激をすると、より頭がスッキリする効果が期待できます。

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