公開日:2021年 9月20日
更新日:2021年 10月27日
本日は封入体筋炎について解説させていただきます。
本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
封入体筋炎の原因は明らかになっていません。
家族の中で封入体筋炎を発症している人がいることもありますが、非常に珍しいケースで、今のところ遺伝性はないとされています。
封入体筋炎の症状は、大腿部や手指の筋肉が萎縮し筋力が下がることです。そのため、階段が登りにくくなったり、指先で物を取ることが難しくなったりします。
症状の進むスピードや程度は人によって違いますが、封入体筋炎は進行性の病気です。多くの場合は症状がだんだん進んでいき、5~10年で車椅子での生活になります。
筋力が下がることによって、嚥下障害や誤嚥性肺炎が起こる可能性もあります。さらに、転んだりして怪我や骨折をすることもあるため、注意することが大事です。
封入体筋炎の改善方法は、今のところありません。ステロイドを使って改善を行なっても反応しないことが多いです。
そのため、リハビリテーションや装具の活用によって症状の悪化のスピードを遅くしたり生活を送りやすくしたりします。
嚥下の問題がある場合は、食事の内容を工夫したり胃瘻を造設したりして対処を行います。
封入体筋炎は原因や改善方法などまだまだわかっていないことが多い病気です。
しかし、発症した場合は症状が進む病気のため、多くは5~10年で車椅子での生活になります。さらに症状が進むとともに嚥下障害や誤嚥性肺炎などの危険性も上がります。
転んだり骨折したりする危険性もあるため、生活を送る上で注意をすることが必要です。
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