結節性硬化症の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  9月23日

更新日:2021年 11月30日

本日は結節性硬化症について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 結節性硬化症とは
  • 結節性硬化症の原因
  • 結節性硬化症の症状
  • 結節性硬化症の改善方法
  • 結節性硬化症のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

結節性硬化症は、全身に良性の腫瘍や先天性の病変ができる病気

結節性硬化症は、皮膚や神経系、腎、肺、骨などの体の色々なところに過誤腫と呼ばれる良性の腫瘍や過誤組織と呼ばれる先天性の病変ができる病気のことです。

 

以前は、頬の赤みを帯びた小さなニキビのような腫瘍があることとてんかん、知的障害の3つの症状がそろったとき結節性硬化症と判断されてきました。

 

しかし現在は知的障害やてんかん発作のない場合もあります。そのため、体に起こる色々な症状で判断されることが多いです。

 

名前の由来は、多くの結節性硬化症を発症している人の脳の表面に、普通の脳の固さとは違う皮質結節と呼ばれる部分があることです。

 

結節性硬化症は子供の時にてんかん発作や知的発達の遅れをともなって判断されることが多く、重症心身障害児施設や知的障害児の施設に通っている子供に比較的多いと言われています。

 

最近では妊娠した時に超音波を調べて、胎児に心臓腫瘍がみつかり判断される場合も多いです。

結節性硬化症の原因は遺伝子の異常

結節性硬化症の原因は遺伝子の異常です。TSC1遺伝子とTSC2遺伝子のどちらかの遺伝子に異常があると結節性硬化症を発症する可能性があります。

 

マンマリアンターゲットオブラパマイシンと呼ばれる物質は、働きが強くなり過ぎると、腫瘍ができやすくなったり、てんかんを起こしたり、自閉症などの発達障害になると考えられています。

 

TSC1遺伝子とTSC2遺伝子がつくり出す蛋白質は、マンマリアンターゲットオブラパマイシンと呼ばれる物質を抑えているため、異常が起きることで腫瘍やてんかん、自閉症などの発達障害が現れると考えられています。

結節性硬化症では、体のいろいろな部分にいろいろな症状が現れる

結節性硬化症の症状はいろいろありますが全ての症状が現れるわけではありません。年齢や個人によって問題になる症状や症状の程度が違います。

 

中でも多くのひとにみられる症状は、てんかんです。乳児期にてんかんで結節性硬化症を発病し、場合によっては知的障害の程度が重くなることもあります。

 

新生児の場合、心臓に横紋筋腫ができていることによって心筋肥大や不整脈、心不全など心臓の異常が起きることもあります。ほとんどの場合、生まれてすぐの段階で皮膚に白斑があり、日焼けをするところの部分が日焼けしないため、成長するとともに目立つようになります。

 

頬部に赤い糸くず様のしみが現れたり、手や足の爪の下や上、周りに固い腫瘍がでてきたり、腰部にでこぼことした皮膚の盛り上がりがでてきたり、腎臓に嚢腫や血管筋脂肪腫が見つかったりすることも多いです。

 

嚢腫が大きくなると、腎機能障害や高血圧につながることもあります。

 

一部に現れる症状には、脳に上衣下巨細胞性星細胞腫という腫瘍ができたり肺にリンパ脈管平滑筋腫症が現れたりすることがあります。他にも子宮筋腫や卵巣嚢腫が起こることもあります。

 

結節性硬化症では、体のいろいろなところにいろいろな症状が現れるのです。

結節性硬化症の改善方法は、現れている症状に対して行う

結節性硬化症の改善方法は、現れている症状に対して行います。てんかんがある場合は、薬などを使っててんかんの改善を行います。てんかんの薬は何種類もあるため、医者と相談して自分に合った薬で改善を行うことが大事です。

 

血管線維腫や爪の周りの腫瘍に対してはレーザアブレージョンなどを使って改善することができます。

 

ラパマイシンやエベロリムスと呼ばれる薬は、マンマリアンターゲットオブラパマイシンを抑える効果があるため、結節性硬化症で腫瘍が出来やすくなることをおさえることができます。

 

しかし、薬をやめると腫瘍が大きくなってしまうため、長い期間にわたって使わなくてはいけません。

結節性硬化症は医師と相談しながら生活をすることが大事

結節性硬化症では、日常生活の中で現れている症状によって注意が必要になることが違います。LAMの場合、ホルモンでの改善や妊娠に対しては注意が必要になります。妊娠や出産に際しては必ず医者と相談をしましょう。

 

症状によっては、気圧の変化がある飛行機などの乗り物にも注意が必要なこともあります。結節性硬化症は医師と相談しながら生活をすることが大事なのです。

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