公開日:2021年 9月23日
更新日:2021年 10月22日
本日はマリネスコ・シェーグレン症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
マリネスコ・シェーグレン症候群の原因は、遺伝子の変化です。第5染色体に存在するSIL1という遺伝子に変化が起きるとマリネスコ・シェーグレン症候群を発症します。
中には、SIL1遺伝子に変化がないのにもかかわらずマリネスコ・シェーグレン症候群を発症する人もいます。そのため、血のつながっている人の中にマリネスコ・シェーグレン症候群を発症している人がいなくても発症することもあります。
マリネスコ・シェーグレン症候群の症状は、発育や発達の遅れ、体のバランスが上手にとれない、筋肉の力が弱い、知能の低下、白内障などです。身長が低い、背骨や手足の骨の形が変わる、斜視や性腺機能の低下が現れることもあります。
発症に気がつくきっかけになりやすい症状は、発育や発達の遅れです。乳幼児期に身体がやわらかいことや首が座ったりお座りしたりする時期が遅れること、言葉の発達が遅いことなどの発達の遅れが現れ、発症に気がつくことが多いのです。
突然学齢期の前に両側に白内障が現れて症状が急速に進みます。基本的には他の症状が進むスピードは遅く、あまり変化のない状態で成人まで成長することもあります。
マリネスコ・シェーグレン症候群の改善方法は手術やリハビリテーションです。
マリネスコ・シェーグレン症候群では、白内障の症状は急速に進むためそのまま放っておくと視力障害が進んでしまいます。そのため、白内障に対しては発症したらなるべく早く手術をして改善を行う必要があるのです。
発育や発達の遅れに対しては、リハビリテーションで改善を行います。マリネスコ・シェーグレン症候群は発育や発達の遅れによって日常生活に支障があることも多いため、生活を送りやすくするために特殊学級での教育も行います。
マリネスコ・シェーグレン症候群は、学齢期の前に白内障を発症し急速に症状が進みます。そのため、大事なことは白内障を早く発見し、適切に改善を行うことです。
日常生活を送る上で注意することは、転倒などの事故です。現れる症状に身体のバランスの悪さや筋力の弱さがあるため、転倒には注意しましょう。
11時から21時
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