公開日:2023年 3月 3日
更新日:2023年 3月20日
本日は断捨離依存症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
断捨離症候群の原因はストレスです。発症しやすいと言われている人は、のめりこみやすい性格の人、潔癖症の人、もともと汚部屋やゴミ屋敷に住んでいた人、完璧主義者などです。
断捨離症候群とためこみ症候群は、症状を考えると正反対であると思われますが、原因は似ており、不安や心配によって起こしてしまう行動です。
ストレスを1人で抱えて溜め込んでしまう人は、自分に必要な物の適正な量がわからなくなる危険があります。自分に必要なものの適正な量がわからなくなると、依存症につながるのです。
断捨離依存症の症状は、物を手離す行動が先行して捨てることに依存してしまうことです。捨てることに依存することによって日常生活にも問題が出てきます。
常に何か捨てられるものはないか探すようになったり、必要な物まで処分してしまったり、物が増えることに恐怖を感じたりするようになります。
断捨離症候群の改善方法は、断捨離の本質を理解することと計画的に進めることです。
断捨離をする前に一度、自分の理想や大切にしたいもの、部屋に適した物の量を考えてゴールを設定することが大事です。
物を減らす動機や目的を思い出す、捨てることに迷った時には無理矢理捨てず代わりの案を考える、他人には他人の価値観があることを意識する、断捨離意外に夢中になれることを見つけるなどを意識することが改善につながります。
物を持つことは悪いことではありません。物が少ないために幸せであるわけでもありません。
家族と一緒に住んでいる場合は、断捨離依存症について話し合うことも改善のために大事なことです。
何をどこに片付けるのかということを家族で共有することが、1人でストレスを抱えないためには必要です。
・百会
・太衝
・内関
百会は、自律神経を整える効果があります。
イライラした時や気持ちが沈んだ時に効果を発揮します。断捨離症候群の原因はストレスであることが多いため、百会はおすすめのツボなのです。
疲れや頭痛などにも効果的です。
太衝に刺激をすることは、ストレスを解消することにつながります。
太衝を押して痛みを感じる場合は、ストレスがたまっていることが多いと言われています。これは、太衝はが肝の臓器と繋がっているツボであることが関係しています。
東洋医学では、感情の調整は肝が行っていると考えられており、うまく感情を調整することができないストレスがたまった状態のことを肝の異常としているためです。
内関には、心をリラックスさせる効果があります。精神的に落ち着かせて、不眠や不安感、イライラなどを和らげるとされているツボなのです。
ストレスによって起こる胃の痛みに対しても効果を発揮します。さらに、内関は、乗り物酔い、二日酔い、つわりなどにも効果的なツボです。
百会の場所は、頭の頂点です。探すときは、頭の頂点の左右の耳の上端を結んだ線と顔の正中線を結んだ線が交わる頭頂部を少し押したときに痛みを感じる場所を探しましょう。
押すときは、中指や人差し指を使って押します。百会の周りも一緒に頭全体を揉みほぐしたりマットを引いて頭を押し付ける姿勢で刺激したりしても良いでしょう。
太衝の場所は、足の親指と人差し指の骨が交差している場所の前にあるへこみです。
足の親指と人差し指の間から足の甲の方向かって触っていくと骨と骨が交差する場所があります。その指先辺りで触っている指を少し縦に動かした時硬いものに触れる感覚がある場所にあります。
押すときは呼吸をしながら押しましょう。
内関の場所は、手首の内側です。手首内側にある横じわの中央から指3本手前に下がった場所にあります。
押すときは、指先を押し込むようなイメージをして、ぎゅーっと押す感覚で押しましょう。