下痢の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  5月23日

更新日:2021年  6月 4日

本日は下痢について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 下痢とは
  • 下痢の原因
  • 下痢の症状
  • 下痢の改善方法
  • 下痢の予防
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

下痢は、水分の多い液状便を何度も排泄する状態のこと

下痢は、水分の多い液状便や水分の多い液状便に近い状態の便を何度も排泄する状態のことです。

 

形のある正常な便の水分の含有量は約70~80%です。水分の含有量が約80~90%になると泥状の便になります。そして、水分の含有量が90%を超えると水様になります。

 

場合によっては、お腹に締めつけられるような痛みがあることもあります。

 

下痢は日常生活の中でよく起こる症状の1つで、短い期間の下痢はほとんどが問題ありません。しかし、長く続く下痢は、大きな病気の症状のこともあります。

下痢の原因は、吸収されなかった水分量が増えること

下痢の原因は、小腸での水分の吸収量が少なくなったり、胃腸から分泌される消化液の分泌量が増えたり、大腸での水分の吸収量を水分量が超えてしまったりすることです。

 

人が口から摂る水分と胃腸から分泌される消化液は、合せると約10Lになります。10Lの水分の約7~8Lは小腸で吸収され、残ったほとんどの水分は大腸で吸収されます。

 

吸収しきれなかった水分が便に含まれるため、吸収されなかった水分量が増えると下痢が起こるのです。

 

 下痢には大きく分けて2種類あります。急性下痢症と慢性下痢症です。急に発症して2週間以内に改善する下痢は急性下痢症、4週間続く軟便は慢性下痢症とされています。

急性下痢症には、浸透圧性下痢があります。これは、腸管の中の浸透圧が上がることによって十分に水分や電解質などの吸収ができなくなることが原因で起こります。

 

具体的な原因は、暴飲暴食、下剤やサプリメントや人工甘味料のとりすぎなどです。

 

慢性下痢症には、ぜんどう運動性下痢があります。これは、蠕動運動が早くなってしまいすぐに食べ物が流れてしまうことによって、水分が吸収される前に肛門まで流れ着いてしまい便として固まらなくなることが原因で起こります。

 

具体的な原因は、ストレスや冷え、ホルモンの影響などです。

 

慢性下痢症には、滲出性下痢もあります。これは、腸に炎症があることによって腸の粘膜から血液の成分や細胞の中の液体が出て便の水分量を増やしたり、腸の炎症によって水分を吸収する能力自体が下がったりすることが原因で起こります。

 

具体的な原因は、食あたりや水あたり、食物アレルギーなどです。

下痢と合わせて起きる症状

下痢が起こった時ほとんどの場合は、少しの間安静にしていたり市販の薬を飲んだりすることで数日で改善することができます。

 

しかし、下痢と合わせて他の症状も起きることがあります。激しい痛み、嘔吐や発熱、血便、脱水症状などです。このような症状がある場合は、自分で判断せず病院に行くことをお勧めします。

 

さらに、お腹の痛みが長い時間続く場合や同じ食事をした人も同時に下痢をしている場合も病院に行くことをお勧めします。

下痢の改善方法は、安静にすることと下痢止めや整腸剤を使うこと

下痢の改善方法は、安静にすることと下痢止めや整腸剤を使うことです。下痢によっての体力の消耗を抑えることが大切なのです。

 

下痢の時は、体の中の水分が失われている状態になっています。そのため、水分補給も非常に大切です。特に、スポーツドリンクは失われた電解質を補う働きをしてくれるため、下痢のときの水分補給にお勧めです。

 

下痢が起こった時の食事は、腸の粘膜を刺激しないように注意が必要です。常温のものや消化に良いものを少しずつ食べるようにしましょう。

 

市販の薬でも回復しない場合は、病院に行くことも必要です。

症状がある程度良くなってきたときには、体力の消耗を防ぐために食事をすることが大切です。

 

おかゆやよく煮込んだうどんなどのエネルギーとなる食べものや卵や豆腐、鶏のささ身などのタンパク質を食べると良いでしょう。ヨーグルトやりんごのすりおろし、バナナなどもおすすめの食べ物です。

 

下痢をしたときに控えた方が良い食べ物は、脂肪分の多いものです。肉やうなぎ、揚げ物などは控えましょう。また、腸の中で発酵しやすいキャベツやさつまいも、豆類も控えた方が良いでしょう。

 

ラーメンやお菓子、海藻類、玄米などの消化吸収の悪いものや、カフェイン飲料、炭酸飲料、アルコール類などの腸に刺激を与えてしまうものも控えることをお勧めします。

下痢の症状があった時注意すること

下痢の症状から食中毒などの感染性下痢が疑われる場合は、安易に下痢止め薬を使わないように注意してください。

 

感染性の下痢は、外のある菌や物質を体の外に出そうとする防御反応のひとつです。薬などで下痢を止めてしまうと、菌を出すことができず腸の中にとどめることになります。その場合、より状態が悪くなる可能性が考えられます。

 

激しい腹痛がある時や血便や水のような便などの症状がある時は、すぐに病院に行きましょう。

長い期間下痢の症状がある場合も必ず病院にいきましょう。慢性の下痢の場合、他に原因になる病気があることも多いです。

 

その場合、まず原因となる病気を調べその病気の改善に取り組むことが大切です。

 

病気ではなく、体質的にお腹を下しやすく下痢になりやすい場合は、自分の生活を振り返ることが大切です。

 

大きなストレスがあったり、睡眠不足が続いたりすると自律神経のバランスが乱れ、腸にもストレスがかかります。適度な運動や充分な睡眠は下痢になりにくい体にするために非常に重要なことです。

 

普段から脂っこいものを食べすぎたり、冷たい飲み物をとりすぎたり、アルコール類を飲みすぎたりしている場合、腸をいつも強く刺激していることになってしまいます。できるだけバランスの良いものをゆっくりと食べることが大切なのです。

おすすめ記事

サイドメニュー

営業案内

営業時間

11時から21時

営業日
 

11時~21時迄

×
休業日

月曜、年末年始

お問合せ
03-5843-6393