公開日:2022年 12月23日
更新日:2023年 1月12日
本日はミエロペルオキシダーゼ欠損症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
ミエルペルオキシダーゼ欠損症の原因は、ミエルペルオキシダーゼ遺伝子にコードされるミエルペルオキシダーゼ酵素の欠損です。ミエルペルオキシダーゼ酵素は、完全にかけている場合もあれば、部分的にかけている場合もあります。
遺伝形式は、常染色体劣性遺伝です。
ミエルベルオキシダーゼの症状は、感染性しやすくなることです。これは、好中球のミエロペルオキシダーゼが欠けていたり少ない状態になっていたりすることによって、細胞の中の殺菌作用が低下することによって起こります。
5%未満には、カンジダ症も認められます。ただし、特に症状が現れないこともあります。その場合、血液を調べた時などにたまたまミエルベルオキシダーゼが欠損していたり減少していたりすることがわかることが多いです。
ミエルベルオキシダーゼ欠損症は特に症状がないことも多いです。
ミエルベルオキシダーゼ欠損症によってカンジダに感染している場合は、抗真菌剤を使って改善を行います。抗真菌剤は、適切なものを使うことが大事です。
ミエルベルオキシダーゼ欠損症は比較的珍しい病気です。
アメリカでミエルベルオキシダーゼが完全に欠損症している人は4000人に1人であると言われており、部分的にミエルベルオキシダーゼが欠損している人は2100人に1人であると言われています。
日本はアメリカに比べると、ミエルベルオキシダーゼ欠損症が発生する頻度は低く、50,000人に1人に発症すると言われています。