公開日:2021年 7月20日
更新日:2022年 3月10日
本日はクマについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
クマの原因は種類によって違います。
青クマの原因は、血行不良です。血行不良によって静脈のうっ血が起こり青く見えるのです。疲れやストレス、睡眠不足、冷え症などによって血液の流れが悪くなると、青クマができます。
茶クマの原因は、色素沈着です。目元の皮膚はとても薄いため、洗顔などの時に目元を擦って起きる摩擦に非常に弱いです。皮膚が刺激を受け、色素沈着が起きると茶クマになります。
黒クマの原因は、下瞼のしわやたるみや顔の浮腫みです。しわやたるみが目元に影をつくることで窪んだように見えるのです。加齢によって起こる場合は黒クマです。
クマの症状は、目の下の影です。種類によって色が違うため、見え方が変わりますが、クマがあると疲れているような印象の顔になってしまいます。
青クマは色が青いこともあれば、赤紫や黒に近い色に見えることもあります。茶クマは色が茶色く、鏡などでどの角度から見ても質感が変わらないのが特徴です。
クマの改善方法は種類によって違います。
青クマの場合は、鍼灸は非常に即効性が高い改善方法です。鍼灸で血行を良くすることで改善します。さらに、生活習慣の改善やセルフケアも改善において必要になります。
茶クマの場合は、レーザーなどによって改善を行います。鍼灸で改善を行う際は、鍼灸で肌のターンオーバーを正常にすることで改善が期待できます。
黒クマの場合は、目の周りの脂肪やたるみを取り除くことで改善します。鍼灸によってたるんでいる筋肉の引き締めを行うとともに、セルフケアによって筋肉のたるみ解消も必要です。
クマの原因はいろいろありますが、体の内側から改善していくことが大事です。鍼灸によって改善は可能ですが、効果を十分に発揮させるためには、体全体が健康であることが大事なのです。
クマを改善するためには、クマだけにアプローチするのではなく、ストレスを解消したりホルモンバランスを整えたりすることに対してもアプローチしましょう。
・瞳子膠
・球後
・承泣
・下清明
瞳子膠は目の疲れに効果的なツボです。そのため、眼精疲労に対してよく使われます。
美容面でも有効で、クマや目尻のシワを改善するためにも使われます。
球後は、目尻のシワやたるみに効果的なツボです。美容面の効果が高いツボですが、目が疲れた時にも有効です。
さらに、まぶたがピクピクするという症状が現れた時にも効果を発揮します。
承泣の承は受けるという意味で、承泣の泣は泣くという意味です。承泣は、涙を受け止めるところという意味を持つツボなのです。
承泣は、眼精疲労などの目に現れる色々な症状に効果を発揮します。目だけではなく、顔面神経麻痺や三叉神経痛にも有効です。
瞳子膠の場所は、目尻から親指の幅半分ほど外側に進んだところの骨の際の少しのくぼみです。
目の周りはデリケートです。押すときは、強く押しすぎないように注意して気持ち良いくらいの力加減で押しましょう。
球後は、目の下側の骨にあるツボで、目尻から4分の1くらいの場所にある骨のくぼみにあります。
眼球が近いため、押すときは、強く押さないことが大事です。軽く撫でるくらいの強さで刺激しましょう。
承泣は、目の下の骨の際にあるツボで、瞳孔の真下にあります。
押すときは、人差し指の腹でゆっくりと押します。目が疲れた時などに押しながら小さな円をイメージしてマッサージすると効果的です。
11時から21時
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11時~21時迄 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
月曜、年末年始