公開日:2022年 1月10日
更新日:2022年 2月16日
本日は寒暖差アレルギーについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
寒暖差アレルギーの原因は明らかになっていませんが、気温の差によって細い血管が収縮と膨張するとき、切り替わりの調節が上手にできないことによって起こる反応で症状が現れると言われています。
血管は血液を送るためだけのホースではなく、気温や体調などによって血管を収縮させたり、膨張させたりする自動的な機能が備わっているため、切り替わりの調節が上手にできないと反応が起こるのです。
気温や体調などによって血管を収縮させたり膨張させたりする自動的な機能は、自律神経が働くことで行われているため、自律神経の乱れは寒暖差アレルギーの要因に大きく関係していると言えると考えられています。
気候の変化や温度差の激しい環境、タバコなど刺激性の強いにおい、ストレス、なども症状の発症に関わっているのではないかと言われています。
寒暖差アレルギーでは様々な症状が現れます。特に多い症状は、咳症状、皮膚症状、頭痛です。
咳症状では急に起こる激しい咳や痰が絡む咳や空咳が現れます。皮膚症状では蕁麻疹や皮膚の痛みが現れます。
他にも、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状が現れることもあります。寒暖差アレルギーで現れる症状は人によって違うため、多くの症状が現れる人もいれば症状が少しだけ現れる人もいます。
寒暖差アレルギーの改善方法は、現れている症状に対して症状を抑える方法が基本です。
自律神経の働きを整えるために抗ヒスタミン薬を使ったり、鼻の炎症を抑えるために副腎皮質ホルモンの点鼻薬を使ったりするのです。
空気の急激な変化によって細い血管が収縮と膨張を上手に切り替えることができない場合に症状が現れていると言われているため、調節する機能を整えるための方法として鍼灸も効果的です。
鍼灸によって自律神経を整え、気温や体調などに合わせて自動で調整することができるようになることで症状も改善すると考えられます。
寒暖差アレルギーは、現れる症状も症状の程度も人によって違います。一過性の症状で軽い症状の人もいれば、慢性的な症状が強く現れる人もいます。そのため、自分で判断するのではなく、病院に相談に行くことをお勧めします。
寒暖差アレルギーの症状は非常に幅広いため、風邪などにている症状が現れる病気も多くあります。寒暖差アレルギーが疑われる場合は、病院で調べ、改善に取り組むことが改善へ近道であると言えるでしょう。
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