体質改善と鍼灸について

公開日:2019年 12月23日

更新日:2020年  3月18日

本日は体質改善と鍼灸について解説させていただきます。

「太りやすい体質をなんとかしたい」

「最近、イライラして疲れやすくなったみたい…」

こんな症状が続いている人には、正しい方法による体質改善が必要です。

みなさんも1度くらいは、この言葉を聞いたことがあるでしょう。

しかし、その本来の目的や方法について知っている人は意外にも少ないもの。

体質改善への取り組みかたを間違えて認識していると、求める効果が得られません。

そこで今回は、体質改善の目的と効果が出始めるまでの期間について解説します。

体質改善に取り組む目的とは

体質改善に取り組む人の大半は、ダイエットが目的の1番目にあるかと思います。

もちろん、からだの内側から痩せやすいサイクルをつくることは大切ですが、それだけを目的にするのは本末転倒です。

ダイエット以前に、“なぜ体質を変える必要があるのか”について考えてみてください。

すると、不健康そのものを解消するためだという理由にたどり着くはずです。

つまり、体質改善に励む真の目的とは、からだのいたるところに出る不調をなくすためなのです。

  • 1
    健康を損なう行為は体質改善ではない

今話題のダイエット方法の1つに、プチ断食が挙げられます。

おおよそ2~3日の期間は固形物の摂取を控えることで、減量を見込むというメソッドなのですが、これだけで体質改善に成功するわけではありません。

肝心なのは、行動を起こす前の体調です。

免疫力が弱っている、もしくは月経中に無理なダイエットをした場合、からだのサイクルは余計に乱れて健康を損なってしまいます。

ダイエットにかかわらず、不調時の無理な運動などもNGです。

このように、自分のからだの状態を省みずに行う行為全般は、体質改善に結びつきません。

不調が深刻化しないうちに、正しいヘルスケアの方法を習得しましょう。

  • 2
    正しい体質改善は病気の予防につながる

体質改善をして成果が得られれば、様々な病気の予防につながります。

アトピー性皮膚炎や各種アレルギーはもちろん、花粉症が治る人もいるのです。

からだのサイクルを理想的な状態に戻せると、免疫力や抵抗力も徐々に底上げされるほか、基礎代謝量もアップします。

「でも、これまで何度も体質改善を試みても成果があらわれなかった」という人は、間違った方法を続けているにすぎません。

正しい方法で体質改善に取り組めれば、確実になんらかの好転反応は得られます。

生活習慣病やアレルギー症状を緩和するためにも、この機会に必要な知識を蓄えましょう。

体質改善で予防できる病気一覧
  • メタボリックシンドローム
  • 高血圧、低血圧(貧血)
  • 糖尿病、高尿酸血症
  • 骨粗しょう症
  • 便秘
  • 脂質異常症

改善が必要な6種類の体質

子どもから大人まで体質改善が必要な人の特徴は、大きく分けて6種類あります。

あなたの当てはまるタイプ別に、不快症状を軽減する方法を探りましょう。

疲れやすい

少しの仕事量でも人の2~3倍の疲労を感じることはありませんか?

まるで夜勤明けのようにフラつき、症状がひどい場合はその場にへたり込んでしまう人もいます。

こうした慢性的な疲労は、栄養不足・血行不良・酸欠・睡眠サイクルの乱れなどが原因。

いずれも体質改善をすることで解消されますので、早めに取り組み始めましょう。

貧血気味

血液中のヘモグロビンが少ない状態が続くと、全身に供給されるべき酸素が不足し、結果として貧血などの症状を引き起こします。

こちらは、鉄分を摂取することで体質改善を見込めます。

便秘体質

どれだけ食べても便秘が続くと、やがてそれは強烈な腹痛へと変わってしまいます。

起床時にコップ1杯の水を飲むだけでも、腸が活発化して便秘とは無縁の体質へと変われるので、ぜひ試してみてください。

イライラが続く、精神的に不安定

他人のちょっとした言動にイライラする、もしくは一喜一憂する人は少なくありません。

実は、こうした不安定な精神状態を改善する方法もあるのです。

普段のなにげない行動習慣がマイナス感情を増幅させる場合もありますので、まずは思考の転換を心がけることが大切です。

体がむくみやすい、下痢になりがち

水分の巡りが悪いことによるむくみや、過敏性腸症候群による下痢といった症状に悩まされている人も、体質改善を早期に始めるべきといえます。

日頃の水分摂取量を少なくし、食事バランスのとれた献立を意識する、あるいはストレスを溜め込まないように心がけることで、こうした症状は改善されるのです。

胃腸が弱い

「食後に胃腸が痛む」「緊張によってみぞおちの辺りに不快感を覚える」といった症状が出ているなら、それは必ずしも食べ物やストレスが原因とは限りません。

胃腸が弱い人の特徴として、からだを冷やす癖があります。

朝から晩まで冷房の効いた部屋で過ごす、あるいはアイスドリンクばかりを飲んでいるのなら、この機に胃腸をあたためて体質改善に励みましょう。

正しい体質改善の方法

体質改善のやり方は、大きく分けてセルフケアメディカルケアの2種類あります。

自宅で食事療法や運動習慣を取り入れて体質を変えられる場合もあれば、専門の医療機関を受診しなければ症状が改善しないこともあります。

セルフケアの場合
  • 睡眠の質を上げる(寝不足になりがちな人は昼寝の習慣をつくる)
  • 栄養バランスのとれた食事を徹底
  • 添加物を含む飲食物は口にしない
  • 毎日30分のウォーキングを取り入れる
  • 水を飲み過ぎない(1.3リットルが目安)
  • 1日の中でホットヨガやストレッチなどを行う時間をつくる

自己流のメソッドで体質改善を図るのも1つの方法ですが、間違った知識をもっていると様々な不調が起こります。

まずは、上記の項目を網羅し、正しいからだづくりに慣れましょう。

メディカルケアの場合
  • アレルゲン免疫療法(抗アレルギー剤の投与)
  • 各種入院治療
  • 漢方治療

医療機関でメディカルケアを行う場合、上記の3つの方法による治療が主流です。

患者の症状に合わせて投薬するほか、精密検査などを行って体質改善に努めます。

体質改善の効果が出始めるまでの目安期間

体質改善の効果が出始めるまでの目安期間は症状によって差がでますが、一般には1~3ヶ月ほどといわれています。

肌荒れや抜け毛に悩む人の場合、ターンオーバーの周期は1ヶ月ごとに変化するので、その間に少なからず好転反応を見込むことができるでしょう。

一方で、冷え性や胃腸機能の低下など、からだの内側からの体質改善を望む場合、効果が出始めるまで3ヶ月ほどかかります。

そのため、この間に健康診断を受け、経過を数値ベースで観察するのがおすすめです。

真の体質改善効果が得られないのは、こんな人!

どのような方法で体質改善に取り組んでも、土台となる睡眠や食事の質が低いと真の効果は得られません。

人間のからだを健康に導く過程で、睡眠と食事は必須条件なのです。

日頃から夜更かしをしつつ、メディカルケアで体質改善に成功するなどといった、都合のよい方法はありません。

本気で体質改善に成功しいのであれば、規則正しい生活習慣を心がけてください。

過度な飲酒や喫煙習慣のある人も、体質改善を見込めないでしょう。

どのような症状を治すにせよ、からだに必要な栄養素が蓄えられなければ、免疫力がつきません。

ところが、過度な飲酒は胃腸・肝機能を損ない、たばこの吸い過ぎは体内のビタミンCを欠落させてしまいます。

そうなれば、肌荒れや生活習慣病が深刻化するため、悪習慣は即座に断ち切るべきです。

自分自身で体質改善できない場合は…?

「自分で体質改善をするのは難しい」

「ズボラなのですぐに中断してしまう」

このような悩みをもつ人は、医療機関で専門治療を受けましょう。

花粉症やアトピー性皮膚炎にはじまり、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病にも対応できる病院・クリニックは年々増えています。

医療機関で体質改善するメリット

病院・クリニックで体質改善をする際は、最初にカウンセリングを入念に行います。

あなたを悩ませる症状を徹底的に洗い出した後で、漢方治療や入院治療など、様々な方法で体質改善にアプローチしてもらえるのです。

そのため、セルフケアでは今1つ効果の見込めなかった患者も、的確な治療方法により、みるみるうちにからだの不調が良くなるでしょう。

また、体質改善の治療方法を逐一調べる手間が省けますので、ズボラな人にもおすすめ。

誰かと2人3脚で体質改善に励むこともできますから、途中で治療を投げ出す可能性も低くなります。

からだづくりを自分1人の力で行えなくても、信頼できる医療機関で症状を治療できるため、気に病む必要はありません。

からだの不調を放置しても良いことはない~医療機関受診のススメ~

「なんとなく胃が痛む」「でも病院に行くほどではないし…」などと考えていませんか?

からだの不調を放置してもよいことは何1つありませんので、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

人によっては、「すでに病院に行ってからだの不調を訴えたけれど、医師からは異常なし」といわれる場合もあるでしょう。

だからといって、体質改善をせずに不調を放置するのはNGです。

残念なことに、同じ症状について複数の病院に尋ねたとしても、医師によって診断結果にバラつきがでます。

そのため、ある病院では“問題がない”といわれても、もう一方では“体質改善が必要”と診断される場合もあるのです。

からだの不調を放置して老後に病気が深刻化する前に、まずは1度、信頼のおける医療機関を訪ねてみてください。

また、診察前の問診票には、できるだけ症状を細かく具体的に記入しましょう。

そのほうが、より的確な方法で体質改善を見込めます。

不定愁訴の鍼灸について

不定愁訴について

明確な病気と診断されたわけではないのに心身の不調を感じる際は、不定愁訴の疑いアリ。

なんとなく体がだるくて頭も重いという自覚症状をはじめ、精神的にもどこか喜怒哀楽の波が激しくなります。

こうした不定愁訴の症状は、医者からみて病名を定めることが難しいのも特徴の1つです。

多くの場合は、自律神経失調症・躁うつと診断され、患者の主張(思い込み)による根拠のない病気ととらえられます。

とはいえ、実際に不定愁訴に悩む人は少なくありません。

また、成人男女だけでなく、子どもでも同病を発症することがあります。

考えられる限りの病気をあぶり出し、改善に向けた治療方法を早期に試していかなければなりませんね。

不定愁訴は子どもでも起こる

子どもの不定愁訴に気づいているご両親は、どの程度いるのでしょうか。

感情をむき出しにして反抗的な態度をとったり、口癖のように「だるい」と言い始めたら、不定愁訴の心配をしてあげてください。

「わが子も、ついに反抗期に入ったのだろう…」なんて軽い考えを持っていると、症状はどんどん悪化してしまいます。

日中の活動的な時間帯にもかかわらず、子どもが遊びたがらないのなら要注意です。

心身を病み、言い様のない倦怠感・眠気に見舞われている可能性が高く、放置しておくと自律神経失調症・躁うつに発展してしまうケースがあります。

食欲不振も合わせて注視しておき、異常が起こっているようならすぐに医療機関を受診しましょう。

子どもの不定愁訴の主な症状
  • 腹痛を訴える
  • 食欲不振
  • 突発的な頭痛
  • イライラ
  • 無気力
  • 反抗期にも似た態度をとる
  • 引きこもりがち

不定愁訴の主な原因

大人の不定愁訴の症状も、上記でご紹介したとおりになります。

では、その原因はどこにあるのでしょうか。

独特の倦怠感や眠気は、人並みの日常生活を送る上でも障害となります。

  • 1
    不定愁訴の原因はブルーライトの浴びすぎによる睡眠障害

夜眠る前に必ずスマホチェックをしている人は、不定愁訴を起こしやすくなります。

私たちの利用する通信機器類からは、多かれ少なかれ、ブルーライトが発せられます。

この青い光は、紫外線と同等の刺激物であり、眼精疲労を招く要因。

また、ブルーライトを長時間浴び続けることにより、睡眠障害を引き起こします。

ベッドに入ってからスマホを眺め続けていたら、何だか頭が冴えてしまった…。

この現象が起こるのは、睡眠導入に必要なメラトニンというホルモンが減少するからです。

こうして寝不足になることで、自律神経の働きを損ねて不定愁訴の症状がでます。

 
  • 2
    太陽光を浴びる習慣のない人は不定愁訴になる

太陽光を浴びることで、人間の体内におけるビタミンDの生成が活発化します。

これは心身の健康維持のために必要な習慣であり、記憶力を高める作用もあるのです。

暑いからといって、太陽の下で過ごす時間をとらなければ、細胞は老化の一途を辿ります。

自覚症状のでる頃には、すでに不定愁訴を発症しているでしょう。

  • 3
    感情の抑制によるストレスも不定愁訴の原因

子どもから大人まで、自分の中に湧いた喜怒哀楽の感情を押し殺してしまう人がいますね。

そのような性格傾向をもつ場合、精神的なストレスが原因で不定愁訴になることも。

時には、自分の口から意見を発することも大切です。

あるいは、ストレスを発散できる趣味をもつことで、精神的な負担も軽減されるでしょう。

感情の抑制が癖になっている人は、置かれている環境を一新するのも有効な方法です。

ストレスを医学的に改善するのは難しいので、セルフケアをマメに行いましょう。

不定愁訴は薬による治療方法で改善を見込める

不定愁訴による心身の不調は、原因を1つに特定するのが難しい病気といえます。

だからといって、医学的な治療方法では症状がまったく改善しないわけでもありません。

例えば、全身に倦怠感が出ている場合は、まず睡眠不足や自律神経からくるものと疑いをかけます。

続いて、問診票から患者の申告ベースで検査を行い、血液や各部位に異常がないかどうかを確かめます。

この時点で不定愁訴の原因を特定できることもあるので、その場合は諸症状の改善に適した治療薬の処方がなされるわけです。

不定愁訴の原因が検査で見つからない場合の治療方法

体のどこにも異常はないのに、様々な不調を訴える患者もいます。

その場合は、心療内科・精神科でカウンセリングを受けることになります。

ストレスによって体に不調を来す可能性は十分にありますから、うつ病や自律神経失調症から早期回復するための施術を行います。

不定愁訴の症状がでている人の中には、過去に自閉症などの心の病を患い、メンタルケアをおろそかにしたことが原因で体の不調に苦しんでいる場合があります。

これまでの病気の有無を聞かれた際には、正直に申告することで、より適切な治療方法を教えてもらうことができます。

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