公開日:2021年 9月23日
更新日:2021年 10月22日
本日はミオクロニー欠神てんかんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
ミオクロニー欠伸てんかんの原因は今のところわかっていません。
約20%人はてんかんの家族歴があると言われていますが、現在明らかになっている範囲では同じてんかんが遺伝したという報告はありません。
背景となる疾患もほとんどありません。
しかし、早産や周産期障害、アンジェルマン症候群、14番染色体長腕部分トリソミー、12番染色体短腕トリソミー、15番染色体逆位重複などを持っている人が、合わせてミオクロニー欠伸てんかんを発症していたという報告があります。
ミオクロニー欠伸てんかんの症状は、ミオクロニー欠伸発作というてんかん発作です。ミオクロニー欠伸発作は、規則正しいリズムで肩や上肢が強くぴくぴく動く発作です。発作の続く時間は大体10~60秒で、日に数回から数十回起こります。
ぴくつきを繰り返すとだんだんと腕が上がります。発作が起きているときは意識障害が起こることが多いですが、意識障害の程度は人や発作によって違います。
他にも、全身のけいれんが現れることもあります。
ミオクロニー欠伸てんかんの改善方法は、抗てんかん薬を使うことです。
使用する抗てんかん薬は、バルプロ酸単剤やエトスクシミドなどで、症状や個人に合わせて組み合わせて使います。
ミオクロニー欠伸てんかんの発作は、全身けいれんのある人は全身けいれんのない人よりも発作が止まりにくく、症状の程度も重いという報告があります。
全身の状態や知的障害の程度も人それぞれで、全身状態や知的障害の程度がどのくらいであるかということも個人差があります。
全身状態や知的障害の程度については、周産期障害やアンジェルマン症候群などの背景にある疾患によっても違います。
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