公開日:2022年 4月10日
更新日:2022年 4月30日
本日は日光角化症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
日光角化症の原因は、長い時間紫外線を浴びることです。そのため、屋外で行うスポーツなどの趣味を持っている人や農業などの屋外で作業することが多い仕事をしている人に発症しやすいと言われています。
さらに、発症頻度は高齢になればなるほど上がっています。特に日光角化症を発症することが多い年齢は、男性も女性も60歳以上であると言われています。
日光角化症には、紅斑型と色素沈着型、疣状型の3つのタイプがあり、タイプによって現れる症状が違います。
紅斑型の症状は、表面がカサカサした紅色の病変が発生することです。紅斑型は日光角化症で一番多く見られるタイプです。
色素沈着型の症状は、淡い褐色から濃い褐色の病変が発症することです。病変はまだら状のであることが多く、少し盛り上がっている状態になることもあります。
疣状型の症状は、皮膚の表面が角化してイボのような皮疹が現れることです。角化した皮膚の周りが紅色になる状態も疣状型でよく見られる状態です。
日光角化症の改善方法は、凍結する方法や手術です。凍結する方法では、液体窒素で病変の部分を凍結して壊死させることで改善を行います。手術では、病変の部分をメスで取り除くことで改善を行います。
病変が多発している場合は、イミキモドクリームという軟膏を病変の部分に塗る方法で改善を行うこともあります。
日光角化症は湿疹などの炎症性の病気と一緒に発症することもあります。その場合は最初にステロイドなどを使って改善を行います。
日光角化症の病変が発生することが多い部位は、顔です。
これは、顔が一番紫外線の影響を直接受けるためです。他には、手の甲や頭部なども重井線の影響を受けやすいため発生することが多い部位です。
病変は、シミや湿疹とも似ており判別することが難しいこともあります。そのため、疑わしい症状がある場合は病院に行くことをお勧めします。
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