コケイン症候群の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  9月10日

更新日:2021年 12月 5日

本日はコケイン症候群について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • コケイン症候群とは
  • コケイン症候群の原因
  • コケイン症候群の症状
  • コケイン症候群の改善方法
  • コケイン症候群のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

コケイン症候群は、老化が進みやすく日焼けしやすい体質を持つ病気

コケイン症候群は、老化が進みやすく日焼けしやすい体質を持つ病気です。体も非常に小さい状態になります。少しずつ目と耳が悪くなり、最終的には脳や神経にも異常が現れます。

 

1936年にコケイン博士が初めて報告した病気であることからコケイン症候群という名前がつけられています。

 

非常に珍しい病気で発症者は50万人に1人と言われています。ほとんどの発症者は子供です。

コケイン症候群の原因は傷を改善するためのたんぱく質がないこと

コケイン症候群の原因は、生まれつき体の中にあるはずの傷を改善するために働いているたんぱく質がないことです。

 

しかし、詳しいことは今のところわかっておらず、傷を改善するために働いているたんぱく質がないことがどのようなメカニズムでいろいろな症状につながっているのかということは明らかになっていません。

日焼けしやすく体が小さく、老化の進む速さが早い

コケイン症候群の症状は、日焼けしやすく体が小さく、老化の進む速さが早いことです。

 

生まれた時から日に当たると赤くなりやすい体質をしており、成長していくと周りと比べて身長や体重、頭囲が小さいことが目立ちます。発達の遅れも現れます。

 

3歳くらいになると成長が止まり、5歳を過ぎると老人のような顔貌になっていきます。

 

少しずつ目と耳が悪くなっていきます。そして手足の関節が硬くなり歩くことも難しくなっていきます。

今のところコケイン症候群の根本的な改善方法はない

今のところコケイン症候群の根本的な改善方法はありません。どのようなメカニズムで症状が現れるのかということもわかっていないため、症状を改善させるための大きな効果を発揮する方法もわかっていません。

 

コケイン症候群を改善するために今できることとしては、栄養の補給をすることや症状に合わせて生活を送りやすくするための対処していくことです。

日焼けや外傷に注意して症状に合わせて対応していく

コケイン症候群は日焼けしやすい体質のため、過度の紫外線曝露を避けることが大事です。皮膚に直接紫外線が当たらないように帽子をしたり長そでを着たりしましょう。

 

だんだんといろいろな症状が現れ、進んでいくため、症状に合わせてメガネや補聴器、特別な装具、車椅子などを使うことになります。

 

症状の進んでいく過程で体のバランスが不安定になり転びやすくなったり食べ物を飲み込みにくくなったりするため、外傷や骨折に注意したり誤嚥肺炎に注意したりすることも必要です。

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