公開日:2022年 1月23日
更新日:2022年 2月21日
本日は中枢性尿崩症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
中枢性尿崩症の原因は、バソプレシンの欠乏です。バソプレシンは、視床下部でつくられるホルモンのことです。
バソプレシンが欠乏する原因は、遺伝や病気です。視床下部や下垂体の手術によって損傷が起こった場合や脳損傷、腫瘍や結核、動脈瘤や脳炎や髄膜炎などが原因で中枢性尿崩症を発症することもあります。
また、なぜバソプレシンが欠乏しているのかがわからないケースもあります。
中枢性尿崩症の症状は、尿が過剰に作られることと強い喉の渇きです。症状はだんだんと現れることもあれば、突然現れることもあります。
トイレに行く回数が過剰に増えて、夜中にもトイレにいくことが増えるのです。強う喉の渇きは、尿によって水分が外に出ていくため、水分を補うために多くの水を飲むようになるのです。
たくさんの量の尿が出るため、水分補給を行わなければ、脱水を起こし、低血圧とショック症状を起こす危険があります。
中枢性尿崩症の改善方法は、デスモプレシンです。鼻腔スプレーのや錠剤、皮下注射や静脈内注射などの方法で体に取り込みます。
他にも、クロルプロパミドやカルバマゼピン、クロフィブラート、サイアザイド系利尿薬などの薬を使って改善することもあります。しかし、このような薬では症状が重い場合は改善の効果が見られないとされています。
過剰なほどの非常に多くの尿が見られた場合は、尿崩症の疑いがあります。その場合、病院では水を制限して、約12時間の間、定期的に尿の量や血液中の電解質濃度、体重を測ることで調べます。
12時間後または、異常が見られたとき、バソプレシンを投与し、反応した場合、中枢性尿崩症であると判断されます。バソプレシンを投与しても反応が見られない場合は、腎性尿崩症と判断されます。
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