公開日:2022年 5月23日
更新日:2022年 6月15日
本日は聴神経鞘腫について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
聴神経鞘腫の原因は、まだはっきりとはわかっていません。聴神経鞘腫はエミリンという構造をつくるシュワン細胞が腫瘍になってしまう病気ですが、どのような原因で腫瘍になってしまうのかについては詳しくわかっていないのです。
しかし、遺伝性で発生する病気も認められているため、何かの遺伝子が変異することが原因である可能性もあると言われています。
早いペースで腫瘍が増える病気ではありませんが、全摘出を行なっても再発する可能性も高い病気です。
聴神経鞘腫の症状は、耳鳴りや難聴、めまいやふらつきなどです。腫瘍が大きくなると症状が重くなり、顔面神経や三叉神経などの神経も圧迫し始めます。
そのような状態になると、顔面神経麻痺や顔面痙攣などの症状も現れます。さらに悪くなると、歩行障害や意識障害などが起きることもあります。
腫瘍が成長する速さは速くはないため、脳に与える影響が進むスピードも遅いです。そのため、なかなか症状が現れず気が付きにくい病気です。
聴神経鞘腫の改善方法は、何もしないで様子を見る方法と、放射線を使う方法、開頭手術を行い腫瘍を取り除く方法の3つの方法があります。
聴神経鞘腫はほとんどの場合良性で、成長する速さも遅いため、慌てて改善を行う必要はありません。腫瘍が小さい場合は、何もせずに様子を見る方法が選ばれることが多いです。
腫瘍が大きい場合は、早く改善に取り組むことが必要になるため、放射線を使った改善方法か手術によって改善する方法のどちらかで改善を行います。
聴神経鞘腫は、腫瘍を完全に取り除いても再発する可能性もあります。そのため、手術をした後や経過観察をしているときでも、半年〜1年に一度ほど定期的にMRIを受けることが推奨されています。
経過観察をしている時に腫瘍が小さくなっていくことも多いです。そのため、焦って改善に取り組む必要はあまりありません。
そのままにしておいても自然に改善する場合は、体に無理な負担をかけず改善できるため、腫瘍が小さい場合は経過観察を行うだけでも良い場合も多いです。
11時から21時
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