公開日:2021年 5月11日
更新日:2021年 6月10日
本日は近視について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
近視にはいろいろな原因があります。1番の近視の原因は遺伝的要因です。残念ながら、遺伝的要因で起こる近視は防ぐことはできません。遺伝的要因で起きる近視のほとんどは、6歳以降で症状が現れ始めます。
次に多いと言われている原因は、近くのものを見ていることで起きる調節緊張状態が過剰に続くことです。近くのものを見続けて過剰に調節緊張状態が続くと、その状態を解消しようとして、眼軸が伸びます。これが近視の原因なのです。
特に調節緊張状態が過剰に続く要因としては、長い時間本を読んだりパソコンやスマートフォンなどを見続けたり、ゲームをしたりすることです。
環境によって近視は進行するものです。この環境での近視の進行は、日常生活での習慣を改めることで防ぐことができます。近視の進行を防止するために大切なことは、正しい姿勢と適度な明るさです。
日頃から姿勢が悪かったり、寝転んだ状態でテレビを見たり読書をしたりしている状態が続くと、近視が進行します。場合によっては、左右で視力の差が出ることもあります。
暗い場所でスマートフォンを使ったり本を読んだりすることも目に負担がかかります。照明で必要な明るさは300ルクス以上と言われています。
さらに、電灯には昼光色のものと電球色のものがありますが、電球色の場合は少し暗く感じることが多いと言われています。電灯の色は昼光色か両方ミックスして使うことをお勧めします。
適度に目を休めることも目のためには非常に大切です。
作業などで長い時間近くを集中して見続けると、毛様体筋が緊張した状態が続くことになり近視の進行につながります。テレビやパソコン、タブレットなどの画面で作業をする場合は、1時間に10~15分程の休憩をとりましょう。
文字や画面が小さいものを見続ける場合は、より注意が必要です。時々遠くを見たり、意識的にまばたきしたり、目を上下や左右に動かしたりすることをお勧めします。
休憩をする時には、目を閉じて目を休めたり、蒸しタオルやアイマスクを使って血行を良くしたりすることもお勧めです。
近視の症状は、近くはよく見え遠くはぼんやりしてはっきり見えないということです。
例えば、本を読む時は手元のため見え方に支障はありません。しかし、遠くにある看板の文字を読もうとするとはっきりと見えず読みにくい状態になります。
近視を改善する方法は、コンタクトレンズや眼鏡を使うことです。コンタクトレンズや眼鏡を使うと、目の焦点を遠くにずらすことができます。そのため、遠くが見えやすくなるのです。
コンタクトレンズや眼鏡で矯正する際、矯正できる度合いには目の状態や近視の強さによって違います。個人差が大きいため、視力を矯正する場合は眼科に行く必要があります。
特に、子供の場合は成長するにつれて度数も変わりやすいです。定期的に眼科に行き、きちんと自分に合った眼鏡やコンタクトレンズを使うようにしましょう。
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