公開日:2022年 1月 3日
更新日:2022年 1月 7日
本日は骨盤臓器脱について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
骨盤臓器脱の原因は、骨盤底筋群という筋肉や靭帯が緩んでしまうことです。子宮や膀胱や直腸などの臓器を支えている筋肉や靭帯が弱くなると、どんどん臓器が下がっていくのです。
特に妊娠や出産や加齢などが筋肉や靭帯の緩みにつながります。妊娠や出産、加齢は女性ホルモンの分泌に関係しているからです。女性は閉経すると女性ホルモンが減ります。すると筋肉や靭帯の緩みにつながるのです。
他にも腹圧がかかる状態が多い人も骨盤臓器脱が起こりやすいです。腹圧がかかる状態が多い人の例としては便秘の人が挙げられます。よく便秘になる人ははいきむことが多く、便秘ではない人よりも腹圧がかかりやすいのです。
腹圧がかかる状態の人の例としては他にも、肥満の人や慢性の咳や喘息がある人、花粉症の人なども挙げられます。
子宮の摘出手術をした経験のある人や多産であった人、立ち仕事の人や重い荷物を運ぶ機会が多い人なども骨盤臓器脱が起こりやすい傾向があるとされています。
骨盤臓器脱の症状は、腟の入り口からピンポン玉のようなものが出てくることです。
腟の入り口からピンポン玉のようなものが出ることによって股間に異物感を感じるようになります。出ている部分が下着にこすれて血が出たりただれたりすることもあります。
初期の段階では、いつも腟の入り口からピンポン玉のようなものが出てくるわけではありません。初期の段階では、一時的に出てくるようになるのです。特に長い間立っているときや腹圧がかかったときなどに起こることが多いです。
症状が進み悪くなるといつも腟の入り口からピンポン玉のようなものが出ている状態になります。
膀胱や直腸が出てきている場合、尿の漏れや便秘などの症状が現れます。トイレが近くなることもあります。
骨盤臓器脱を防ぐために一番大切なことは、骨盤底筋を鍛えることです。骨盤底筋は出産や加齢によって筋力が衰えてしまいます。そのため、体操やトレーニングを続けることが大事なのです。
簡単な体操やトレーニングでも毎日続けることが骨盤臓器脱を防ぐことにつながるのです。簡単な体操やトレーニングを毎日続けることは、骨盤臓器脱が起こった時の病気の進行を止めることにもつながります。
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