公開日:2021年 8月23日
更新日:2021年 8月25日
本日は顎関節症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
顎関節症の原因には多くの要因が関係しています。考えられる要因としては、噛み合わせの問題や顎関節の構造の問題、ストレスや不安などによる顎の筋肉の緊張などです。
昔は噛み合わせの悪さが顎関節症の原因であると言われていましたが、細菌では噛み合わせは原因の1つで、実際には噛み合わせの問題だけではなくいろいろな要因が関係して起こると考えられているのです。
顎関節症の原因には、日常生活を送っている上での習慣や癖なども非常に大きく影響しています。頬づえや歯ぎしり、食いしばり、食べるときの噛む部分の偏り、うつぶせ寝や猫背などは顎関節症と関係があります。
最近では、長い時間スマートフォンやパソコンなどを見続けることも顎関節症の発症に影響していると考えられています。
顎関節症の主な症状は、顎関節に起きる痛みや、口の開けにくさ、口を開く時に鳴る不快な音です。
顎関節に痛みが起きるため硬い食べ物を食べることが難しくなり、口が開けにくくなるため大きな食べ物を食べることができなくなります。さらに、顎の音を気にしてストレスを感じることもあります。
症状が進むと、口を開けようとしなくても顎関節や顎を動かす筋肉に痛みを感じたり口が開かなくなったりします。
顎関節症を改善するためには、生活の中で行っている顎関節症に影響する癖をしないようにすることです。頬づえや食いしばりや、姿勢、強い緊張を感じる環境でなどにはできるだけ注意しましょう。
痛みに対しては、薬を使って改善を行います。さらに、マウスピースのような器具を使って顎関節の負担を軽くすることもあります。
低周波やレーザー照射などを使って痛みを軽減したり、マッサージやストレッチなどを行うこともあります。症状がひどい場合は、注射を行うこともあります。
顎関節症は普段何気なく行っている動作などが関係して発症することがほとんどです。
歯ぎしりや頬づえ、食いしばり、猫背などの自分の生活の中での癖を改めて見直し改善することが、顎関節症の改善の近道であり予防にもなります。
片側で偏って噛む癖がないか、寝る時にいつもうつ伏せで寝てはいないか、など改めて自分の何気ない行動を振り返ってみましょう。
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