公開日:2021年 8月23日
更新日:2021年 9月 1日
本日は頭部外傷後遺症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
頭部外傷後遺症の原因は、頭部に対して外から力が加わることです。
特に転倒や交通事故、喧嘩やボクシングやラグビーなどのスポーツなどによって起こることが多いです。虐待によって起こることもあります。
外からの力を受けた後に、何か症状が現れた場合はなるべく早く病院に行くことをお勧めします。
頭部外傷後遺症によって現れる症状には個人差があります。きっかけになった外からの力の強さ、力の性質、力によって損傷を受けた脳の部位や脳の範囲に症状や程度は様々です。
主に、意識障害やけいれん発作、記憶力や認知機能の低下、性格の変化、抑うつ状態、睡眠障害、頭痛やめまい、視力の低下、手足の麻痺や震え、発語障害などの症状が現れます。
意識障害の程度が重い場合植物状態になることもあります。
後遺症が残ると、日常生活で行う動作に大きな制限が起きることも多いです。
頭部外傷後遺症を改善するためには、主にリハビリテーションを行います。リハビリテーションは、症状の程度に合わせて行われます。
リハビリテーションでは、失われた機能の回復と残された機能で足りない機能の補填をすることを目標に行います。
てんかんの症状がある場合は、抗てんかん薬を使うこともあります。頭部外傷後遺症の症状や程度は人によって違うため、その人に合わせた改善の方法をすることが大切です。
頭部外傷後遺症が疑われた時には、原因となった出来事や体の見た目から推測し、頭部のCTやMRIなどで画像を見て判断します。髄液ずいえきや脳波を調べることもあります。
頭部外傷後遺症は症状に合わせて改善を行なっても障害が残ってしまうことも多いです。そのため、定期的にCTやMRIで異常がないかどうかを調べることが必要です。
頭部損傷の外相の度合いに脳の損傷度合いが必ずしも関係しているとはかぎりません。頭部に何かの外からの力が加わるような事故などがあった場合は必ず病院に行くことをお勧めします。
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