公開日:2021年 8月23日
更新日:2022年 3月20日
本日は萎縮性鼻炎について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
萎縮性鼻炎の原因は、鼻腔の粘膜が萎縮することです。鼻腔には空気に含まれる異物を取り除いたり鼻の中の温度や湿度が下がりすぎないようにしたりする働きがあります。
しかし、鼻腔の粘膜が萎縮して薄くなると、異物などを取り除く働きをしている表面にある毛がなくなり粘液の分泌が減ってしまいます。粘液の分泌が減ると。鼻腔の機能が正しく働かなくなり、乾燥や鼻詰まりなどの色々な症状が現れるのです。
萎縮性鼻炎を改善する方法は薬です。
萎縮性鼻炎を改善するには、かさぶたができないようにして悪臭をなくし、感染を抑えることが必要です。そのために抗菌薬を鼻の内側に塗ることで細菌を取り除くのです。
粘液の分泌を進めてかさぶたができないようにするためにエストロゲンやビタミンAやビタミンDを使うこともあります。
萎縮性鼻炎は非常に珍しい病気です。
萎縮性鼻炎を発症すると腐ったような匂いを感じるようになります。鼻からする不快な匂いに悩んでいる人も多いですが、蓄膿症であることが多いです。
心配のしすぎであることも多くありますが、鼻詰まりや不快な匂いは集中力の低下やストレスにもつながります。不安な点があるときは病院に行くことをお勧めします。
・鼻通
・巨髎
・迎香
鼻通は、鼻に現れるあらゆる症状に対して効果を発揮します。そのため、萎縮性鼻炎にも効果が期待できます。
鼻通を刺激することで、鼻水や鼻づまり、くしゃみなど鼻に関しての悩みの改善につながるのです。
巨髎を刺激をすることは、詰まっていた鼻汁をスムーズに外に出す作用があります。副鼻腔炎や花粉症や蓄膿症など鼻の通りを改善したいときに効果的なツボなのです。
巨髎は、ほうれい線を解消する効果や肌の皮脂の分泌を正しい状態にする効果もあると言われています。巨髎は美容面でも効果を発揮するツボなのです。
迎香は、手の陽明大腸経に属しているツボです。そのため、出るものを外に出し、通り抜けをよくする効果があります。
東洋医学では、大腸と肺は非常に大きく関わっているとされています。肺の働きが正しく行われていれば、鼻のトラブルは起こらないと考えれているのです。
そのため、手の陽明大腸経に属している迎香を刺激することで、大きく関係している肺にも効果が繋がり、萎縮性鼻炎にも効果が期待できるのです。
鼻通の場所は、小鼻横にあるくぼみです。
押すときは、鼻の中心に向かって押すイメージで押します。押して刺激をするだけではなく、外回りに円を描くように刺激を与える方法も効果的です。刺激が強いと感じる場合は、弱めの力で押すようにしましょう。
巨髎は、小鼻の外側と黒目から下に直線で線を下ろしたときの線が交わる場所にあります。
押すときは、上に押し上げるようなイメージで押します。強く押しすぎないように注意し、軽い力で押しましょう。
迎香の場所は、小鼻のくぼんでいる場所で、左右両方にあります。
押すときは、1回につき約5秒押します。10回ほど繰り返し押しても良いでしょう。人差し指と中指を引っかけるようなイメージで押すこともお勧めです。
11時から21時
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11時~21時迄 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
年末年始