アトピー性皮膚炎の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年 8月20日

更新日:2022年 2月12日

本日はアトピー性皮膚炎について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • アトピー性皮膚炎とは
  • アトピー性皮膚炎の原因
  • アトピー性皮膚炎の症状
  • アトピー性皮膚炎の改善方法
  • アトピー性皮膚炎のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

アトピー性皮膚炎は、痒みのある湿疹を繰り返す皮膚の病気

アトピー性皮膚炎は、痒みのある湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚の病気です。

 

アトピー性皮膚炎では、皮膚の表面の角質層の異常によって皮膚の乾燥とバリア機能の異常が起き、色々な物質にアレルギー反応が起こります。アレルギー反応によって皮膚に炎症やかゆみが現れるのです。

アトピー性皮膚炎の原因は、バリア機能異常と免疫の過剰反応

アトピー性皮膚炎の原因は、バリア機能に異常が起きることと免疫が過剰に反応することです。

 

アトピー性皮膚炎によって起きる炎症は、免疫反応によって起こります。本来、免疫反応は細菌やウイルスから自分の身を守るものです。

 

しかし、アトピー性皮膚炎は免疫反応の反応が過剰であることから、反応する必要のないものにまで反応してしまうことによって起こります。

過剰に免疫が反応する要因はいろいろありますが、主に元々アレルギーを起こしやすい体質であることや皮膚のバリア機能が下がっていることが大きく関係しています。

 

他にも、長い期間皮膚に対して強い刺激やストレスがかかっていることや疲れなども免疫を不安定にする要因になります。

 

そのため、疲れが溜まったり皮膚にストレスが溜まったりするとアトピー性皮膚炎の症状が悪くなることも多いです。

アトピー性皮膚炎の主な症状は、湿疹と痒み

アトピー性皮膚炎の主な症状は、湿疹と痒みです。症状の特徴は、良くなったり悪くなったりを繰り返すことと慢性的であることです。

 

アトピー性皮膚炎で現れる湿疹は赤みがあり、引っかくと液体が出たり乾燥して皮がむけたりします。強い痒みがあることも特徴です。一般的な湿疹とは違い、左右対称にできることが多く、長引くと硬くなり盛り上がります。

 

湿疹が出る場所は人によって様々ですが、主におでこや目や口や耳の周辺、首や脇、手足の関節の内側などに出ることが多いです。

 

アトピー性皮膚炎が起きるとバリア機能が下がるため普通なら感じないくらいの刺激でも強い痒みを感じます。そのため皮膚を掻いてしまい湿疹が悪化するという悪循環になることが多いです。

アトピー性皮膚炎の改善法は、薬と皮膚を清潔にし保湿をすること

アトピー性皮膚炎を改善する上で目的とすることは、症状を軽くして薬もあまり必要ではない状態にし、症状によって支障が出ることがない日常生活を送れるようにすることです。

 

症状は軽い状態で続いている場合も、急に悪くなることがないようにし悪くなったとしても悪い症状が続かないようにすることが目標です。

 

アトピー性皮膚炎の改善方法は、薬と皮膚を清潔にして保湿をすることです。さらに、症状を悪化させる要因を調べて対策をすることも重要です。

炎症にはステロイド外用薬やタクロリムス外用薬を使います。

 

皮膚を洗うときは、石けんを使い丁寧に洗うことが大切です。石鹸の成分が残らないようにしっかりとすすぐことも非常に大切です。

 

皮膚を洗うと皮膚のバリア機能で必要な皮脂も流れてしまいます。そのため、洗った後は保湿をすることが必要です。保湿には保湿剤を使い、皮膚が水分を持っている間に行います。

 

アトピー性皮膚炎では、皮膚がきれいになっているように見えても皮膚の深い部分に炎症が残っていることもあります。そのため、自己判断で改善をやめず、長い期間続けることが非常に大切です。

症状を悪化させる要因はあらゆるところにある

アトピー性皮膚炎を悪化させる要因となる刺激は非常にたくさんあります。ダニやカビ、ほこり、石鹸や化粧水、金属や消毒液、汗や皮膚の汚れ、紫外線など日常生活の中に非常に多く存在しているのです。

 

さらに、引っ掻いたり擦ったりすることも皮膚へ刺激を与えアトピー性皮膚炎を悪化させる要因になります。皮膚の炎症が続くと強い痒みが続き、掻いてしまう炎症が悪化しバリア機能が下がり、より刺激を受けやすい状態になってしまうのです。

 

炎症が起きたらなるべく早く炎症を抑え、皮膚を保湿し潤いを保つためにスキンケアをしっかり行い、外部からの皮膚への刺激も減らすということがアトピー性皮膚炎の症状をコントロールするために非常に大切なのです。

アトピー性皮膚炎に効果的なツボ

大椎

曲池

合谷

・腎兪

足三里

・三陰交

大椎

大椎は督脈に属しているツボです。大椎は頭痛、咳、喘息、うつ、皮膚発疹などに効果があります。

 

解熱作用があるため、風邪を引いて熱が出ている時にも有効です。アレルギー体質の改善にも効果があるため、アトピー性皮膚炎に対しても効果が期待できます。

曲池

曲池は、肘にあるツボです。そのため、肘の痛みや手首の腱鞘炎などに効果的です。他にも、頭痛や眼精疲労、便秘や下痢などにも効果を発揮します。

 

 さらに曲池は、美白に効果的なツボです。そのため、肌トラブルに対しての効果も期待できます。肌荒れやにきび、吹き出物、乾燥肌などの改善に有効で、アトピー性皮膚炎で起こる肌荒れにも効果が期待できると言えます。

合谷

合谷には、山の谷の下に広がる扇状の土地で山から扇状に広がった土地にむかって空気の流れが逃げるように、気をスムーズに流すという作用があります。

 

気を流すということは、血流の促進や余分な水分を外に出す働きをするため、さまざまな症状の改善に効果を発揮するのです。

 

頭痛や花粉症、難聴や歯痛、にきび、アトピー性皮膚炎、肩こり、いびき、風邪、イライラや不眠、めまいなど効果は非常に幅広いのです。

ツボの位置と押し方

大椎

大椎は、頭を前に倒した時大きく飛び出る背骨の真下を押して痛みを感じる場所です。

 

押すときはゆっくりと押します。ホットタオルなどで温めることも効果的です。

曲池

曲池は、手のひらを上にして肘を曲げた時にできる横じわの線の上の外側の端にあります。

 

押すときは、肘を曲げて肘を掴むようにし、反対側の手の親指で骨の際を押します。自分で簡単に押せるツボであるため、気になった時に押すことをお勧めします。

合谷

合谷は、人差し指と親指の骨が交差するところのくぼみにあります。交差するところのツボですが、少し人差し指側に寄ったところにあります。

 

押すときは、爪を立てないように注意し、ツボに親指を当てて押します。力加減は、少し痛みを感じるくらいがお勧めです。

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