キーンベック病の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  3月 3日

更新日:2021年  5月 15日

本日はキーンベック病について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • キーンベック病とは
  • キーンベック病の原因
  • キーンベック病の症状
  • キーンベック病の改善方法
  • キーンベック病のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

キーンベック病は月状軟化症とも呼ばれている

キーンベック病は月状軟化症とも呼ばれている病気です。手首にある8つの細かい骨の中の中央のあたりには月状骨という骨があります。この月状骨が潰れていく進行型の病気がキーンベック病です。

 

月状骨の周りはほとんど軟骨に囲まれています。軟骨は血流が乏しく、血流障害が起きて壊死することがある骨なのです。

 

キーンベック病は男性に起きやすく、特に手をよく使う仕事をしている人に多いです。多くの場合、利き手側に発病します。

血行不良によって血液が届かなくなり、軟骨が壊死してしまう

キーンベック病の原因ははっきりとは明らかになっていません。しかし、月状骨は血流が乏しいため、何かのきっかけによって血行不良が起きると血液が届かなくなり、軟骨が壊死してしまうということがわかっています。

 

外傷がきっかけとなり起きることもあります。手をよく使う仕事をしている男性に多いですが、明らかな外傷がない女性や高齢者に起こることもあります。小学生から高校生くらいの年代に起きることは非常に稀です。

症状は手首の運動痛、圧痛、腫脹、握力低下、手首の動かしにくさ

キーンベック病の主な症状は、手首の運動痛、圧痛、腫脹、握力の低下、手首の動かしにくさです。

 

キーンベック病の症状の多くは、一般的には手首の痛みから始まります。その後、手首の付け根の真ん中にある月状骨が少しずつ痛むようになります。最終的には、手首の甲側が腫れ、こわばりが起きることもあります。

 

キーンベック病の多くは利き手側に発症することが多いですが、約10%の人は両手に発症すると言われています。

大工や調理師など、力を入れて手を使う仕事をしている人が発症しやすいため、力を入れて手を使う仕事をしている人で手首の真ん中に痛みがあり、段々と手首の動きが悪くなっているという場合は、キーンベック病の可能性があります。

 

キーンベック病は、放っておいても自然に回復することありません。放っておいてしまうと、痛みや腫れなどの症状がより悪化してしまい、日常生活を送る上で大きな支障になります。

キーンベック病の改善方法は、主に手術

キーンベック病の改善方法は、主に手術です。手術は、病気の進んでいる程度によって色々な方法があります。広く行われている代表的な手術に、橈骨骨切り術があります。これは、月状骨へのストレスを軽くするための手術です。

 

場合によっては、骨移植や血管の移植などを行うこともあります。手術が必要かどうかという判断はレントゲン写真から壊死の進んでいる度合いや、破壊の状態を見て決めます。

 

できるだけ早く手術を行うと効果は十分に期待できるため、基本的には大きく病気が進んでいく前に手術を受けた方が良いと言われています。

キーンベック病の症状が初期段階の場合や疼痛が強い場合は、安静にしたり、ギプスや装具を使って固定したりして改善を行います。

 

キーンベック病は一般的には、手術で改善を行いますが、症状や年齢によって改善方法が違うこともあります。症状が軽い場合には、固定するだけで痛みを和らげることができることもあるのです。

改善後、リハビリテーションを行うこともある

キーンベック病を改善するためにギプスを固定した後や手術を行った後は、手関節が硬くなってしまっていることがあります。

 

そのため、改善を行った後、関節の可動域の訓練を中心にしたリハビリテーションを行うこともあります。日常生活を送る上で支障が起きないよう、手関節の周りの筋のストレッチをしたり手根骨の可動性を改善したりするのです。

 

キーンベック病はほとんどの場合、きちんと改善を行いリハビリテーションをすることで、仕事やスポーツに復帰することができます。

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