修正大血管転位症の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年  3月11日

更新日:2022年  4月10日

本日は修正大血管転位症について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 修正大血管転位症とは
  • 修正大血管転位症の原因
  • 修正大血管転位症の症状
  • 修正大血管転位症の改善方法
  • 修正大血管転位症のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

修正大血管転位症は、左右の心室が入れ替わる病気

修正大血管転位症は、左右の心室が入れ替わる病気です。血液の流れは、正常な場合と同じ流れをします。そのため、静脈血は肺動脈へ流れ、動脈血は大動脈へ流れます。

 

心臓の内部に他に異常が見られることはない場合もあります。場合によっては、心室中隔欠損や心室中隔欠損、肺動脈狭窄などが見られることもあります。

 

心室が入れ替わっているため、房室プロックや頻拍発作などの不整脈が現れることもあります。

修正大血管転換症の原因は今のところわかっていない

修正大血管転換症の原因は今のところわかっていません。心臓が発生する過程での異常によって起きると考えられています。

 

心臓が発生する過程では、心臓が1本の筒状になっている状態から右に屈曲して屈曲部が右心室になっています。しかし、修正大血管転換症の場合は、心臓が1本の筒状になっている状態から左に屈曲すると考えられています。

 

修正大血管転換症がどのような人に発症することが多いのかもわかっておらず、なぜ左に屈曲する異常が起きるのかについてもわかっていません。

 

修正大血管転換症は遺伝することもありますが、母親が先天性の心臓の病気を持っている場合でも子供が先天性の心臓の病気を発症する可能性は2〜12%であるといわれており、必ず遺伝するというわけではありません。

症状は、心臓の内部にどのような異常があるのかによって違う

修正大血管転位症の症状は、心臓の内部にどのような異常があるのかによって違います。

 

心室中隔欠損や肺動脈狭窄、肺動脈閉鎖などがある場合は、チアノーゼが現れます。心室中隔欠損が大きい場合は、乳児期の時点で心不全の症状が現れます。他にも、房室ブロックや頻拍発作が現れることも多いです。

 

心臓の内部に他の異常がない場合、特に症状は現れません。場合によっては、成人期より後に房室ブロックや三尖弁閉鎖不全、右室不全が現れることもあります。

修正大血管転位症の主な改善方法は、手術

修正大血管転位症の主な改善方法は、手術です。手術などによって改善が難しい場合は、内科的な方法で現れている症状に対して改善を行なっていくこともあります。

 

修正大血管転位症の経過は、どのくらいの程度かによって違います。合併している病気や異常が無い場合は、特に症状が現れず、出産もしている女性もいます。

 

しかし、50〜60歳を超えたくらいの年齢から心不全の症状が現れるようになることも多いです。

特に症状がなくても定期的に病院に行くことが大事

修正大血管転位症の問題は、成長するとともに現れる不整脈や三尖弁逆流、右室機能低下による心不全などです。

 

そのため、日常生活を送る上で、息切れや動悸、浮腫みなどの症状が現れることもあります。このような症状に対しての注意が必要になるのです。さらに、すぐに疲れてしまうなどの問題もあるため、体調には気をつけましょう。

 

日常生活を送る上で息切れや動悸、浮腫み疲れやすくなるなどの問題が起こることも多いため、特に症状がなくても定期的に病院に行くことが大事です。

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