公開日:2023年 1月23日
更新日:2023年 2月 3日
本日は足根管症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
足根管症候群の主な原因は、偏平足です。偏平足になると足の内側が落ち込みます。そのため、足根管の中を通る腱や足根管を作っている屈筋支帯に負担がかかり、炎症が起こったり肥厚したりし、足根管を狭めることになるのです。
偏平足が起こっている人のほとんどは、骨盤の歪みや間違った足の使い方があります。また、加齢によって足の裏の筋力や弾力が低下したり体重が増えたり、運動をしすぎたり疲れによって扁平足の発生が見られます。
足根管症候群は、骨折やリウマチによる変形、ガングリオンなどが原因で起こることもあります。
足根管症候群の症状は、足首の周りにしびれや痛みが現れることです。悪くなったり歩いたりすることで足の裏からつま先にかけてまで痛みが広がることもあります。
また、足の裏に違和感を感じたりすることもあります。違和感は、何か物が貼り付いているような感覚という表現や裸足で砂利道を歩いているような感覚という表現をされることが多いです。
立っている時や歩いている時に痛みやしびれが起こることが多いです。しびれや痛みは立ったり歩いたりしている時に起こることが多く、安静にしている時には軽区なります。
ただし、悪くなると何もしていなくてもしびれや痛みが起こることもあります。
足根管症候群を改善するためには、ビタミン剤や消炎鎮痛剤などを使うことです。神経を圧迫している原因がわかっている場合は、原因を取り除くことも大事です。症状が強い場合は、手術を行うこともあります。
セルフケアとして行うことが多いことは、ゴルフボールやテニスボール、青竹を使って足裏の筋肉のストレッチを行うことや、インソールを使うことです。
足根管症候群を改善するために手術を行う場合は、局所麻酔で、足根管を通っている神経や血管の上に覆いかぶさっている靭帯を切開して減圧を行います。
手術を行っている間から症状が軽くなることもあります。手術は、行った後すぐに歩くことができます。特に問題がなければ、翌日には退院することもできます。
・太白
・地機
・湧泉
太白は、食欲不振や夏バテなどに効果的なツボです。下痢や嘔吐、腹部膨満感などの消化器症状に有効です。
足根管症候群の症状でもあるしびれは、内臓の中でも特に消化器と大きな関係があります。
太白は、腸の働きを促して腸の機能を高めたり、消化器の働きを高めたりする効果があるため、足根管症候群の症状にも効果的なのです。
地機は、体全体にエネルギーをみなぎらせ、倦怠感や疲れを改善する効果があります。
食欲不振や腹部の膨満感、吐き気や足の浮腫、だるさなどの症状に対して使われることが多いです。
湧泉は、足をたくさん使ったとき、筋肉の疲れを回復する効果があるツボです。足の裏にあるツボのため、足根管症候群にも効果が期待できます。
他にも、気力を高くしたり体力を高めたりする効果もあります。
太白の場所は、足の親指の内側で骨が出ている場所の後ろです。出っ張りのすぐ下のくぼんでいる場所を押しましょう。
食べる前に押すと、胃腸の調子を整えることができるため、予防的に押すこともおすすめです。
地機は、内くるぶしの真ん中と膝関節の内側で上下の骨のすき間を線で結んで3等分に分けたとき、膝関節のすき間から3分の1下に下がった場所にあります。
押すときは、親指を使って押します。足の中心に向かって押すようなイメージで押しましょう。すねをつかむようにすると押しやすくておすすめです。
湧泉の場所は、土踏まずより指側寄りの中央です。 足の指を曲げた時にへこむ場所にツボがあります。
押すときは、親指を使って押します。しっかり押しながら揉み解すようにして円を描きましょう。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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11時~21時迄 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
年末年始