公開日:2021年 7月23日
更新日:2021年 7月25日
本日はレット症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
レット症候群の原因は、脳の発達に必要な遺伝子の変異です。
レット症候群であると判断するときは、小児の早期の発育と発達を観察し、遺伝子を調べます。観察の結果と遺伝子を調べた結果によってレット症候群の判断を行います。
レット症候群の症状は、言語能力と社会的な技能の低下です。そのため、対人関係の障害などが起こります。
特徴的な症状としては、手の反復動作が現れます。手を洗ったり絞ったりするような手の動きを繰り返し行うのです。
徐々に意図的に手を動かすことができなくなり、歩行障害が現れ、しっかりとした体幹運動できなくなります。多くの場合は、重度の知的障害も現れます。けいれん発作繰り返し起こることもあります。
成長が遅れるため、体重を保つことが難しくなることもあります。
レット症候群には根本的な改善方法はありません。
改善のためには、色々な分野の専門家がチームとなって改善を行うことが大事です。レット症候群では様々な部分に障害が出てくるため、ほとんどの場合で広い範囲のケアと特別な教育プログラムが必要になるためです。
けいれん発作が起こる場合には薬を使ったり、体重を保つために栄養面でのサポートをしたりすることもあります。
レット症候群は、一般的にはチームで改善を行うことで成人まで良好な状態で過ごすことができます。
現れる症状や症状の現れる程度には個人差があるため色々な要因が成長に対して影響します。
けいれん発作がどのくらいきちんとコントロールできているのか、栄養が保たれているかなど色々な要因について専門家がチームとして一つになって改善を進めることが重要なのです。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11時~21時迄 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
年末年始