温度覚障害の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2023年 2月23日

更新日:2023年 2月24日

本日は温度覚障害について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 温度覚障害とは
  • 温度覚障害の原因
  • 温度覚障害の症状
  • 温度覚障害の改善方法
  • 温度覚障害のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

温度覚障害は、温かいや冷たいなどの温度の感覚がわからなくなる

温度覚障害は、表在知覚の異常で、表在知覚に障害が起こることによって温かいや冷たいなどの温度の感覚がわからなくなることです。

 

そのため、お風呂の温度が分からずやけどしてしまうなどの出来事が起こります。

温度覚障害の原因は、末梢神経に障害が起きること

温度覚障害の原因は、脳や脳幹、背骨、手足に伸びる末梢神経に障害が起きることです。末梢神経が圧迫されることや、神経の伝達がうまくできないこと、服薬などが原因で発症することもあります。

 

脳梗塞、脳腫瘍、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、神経の横にできた腫瘍、ガングリオンなど色々な病気が引き起こす可能性もあります。

温度覚障害の症状は熱いや冷たいという温度の感覚に障害が起こる

温度覚障害の症状は、熱いや冷たいという温度の感覚に障害が起こることです。

 

そのため、お風呂のお湯が非常に熱くても気がつくことができなかったり、直接鍋やフライパンなどに触れてしまったりするというような火傷につながる危険性が非常に高いです。

温度覚障害は感覚障害であるため、しっかりとリハビリする

温度覚障害は感覚障害であるため、しっかりとリハビリすることで改善できることが多いです。改善方法は、損傷してしまった感覚器官に刺激を与え続けることです。

 

改善のために投薬を行うこともあります。

熱傷を防ぐためには

温度覚障害では、熱傷につながる危険があります。熱傷を防ぐためには、こたつの中や暖房機の前で寝ないことや時間を管理してホッカイロを貼っていることを忘れないことなどに気をつけることが大事です。

 

料理中は障害が起きていない方の手で扱ったり、お風呂に入るときは初めに障害が起きていない手で温度を確認したりすることも心がけましょう。

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