公開日:2023年 1月11日
更新日:2023年 1月11日
本日は心室細動について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
心室細動の原因のひとつは、心筋梗塞です。
心筋梗塞では心臓に対して血液の供給を行う冠状動脈という血管が閉じているため、心臓に対して栄養や酸素の供給が足りなくなってしまい、正常に心臓がはたらくことができなくなり、心室細動につながるのです。
心筋症やQT延長症候群、Brugada症候群などの病気も心室細動につながる可能性があります。
心室細動は、突然、全身の色々な臓器に血液の供給が止まることになります。そのため、脳にも血液が届かなくなります。脳に血液が届かなくなると、心室細動が現れてから数秒で意識を失います。
その後、適切な処置が行われなかった場合は、数分のうちに臓器障害が起こり、命が危険な状態になります。命が助かった場合でも場合によっては、脳に障害が起こることもあります。
心室細動は発症した後、数分のうちに命が危険な状態になります。そのため、できるだけ早く対応することが大事です。
近年、日本ではAEDの普及が進み、その場にいる人が電気ショックをかけて除細動することができるようになってきています。AEDを使うことで心室細動は解除することができます。
心室細動を発症したことがある場合や再び発症する可能性が高いと思われる場合は、小型の植込み型除細動器を胸に埋め込むこともあります。
AEDは、Automated External Defibrillatorの略で、突然、心臓が心室細動を起こし、心肺停止になった場合に、心臓に電気ショックを与えて心臓を正常な状態に戻すための機械です。
2004年7月から一般市民でもAEDを使うことができるようになり、病院や救急車だけではなく、空港や駅、スポーツクラブ、学校や公共施設、企業など人が多く集まるところを中心に設置されるようになりました。
AEDを使うときは、音声で操作方法ガイドしてくれます。さらに、心臓の動きを自動で解析して電気ショックが必要な場合にだけ電気ショックを流すという仕組みになっています。
そのため、その場に居合わせた一般市民がAEDを使って命を助けた例もたくさんあります。
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