公開日:2021年 10月 1日
更新日:2021年 10月12日
本日は深部静脈血栓症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
深部静脈血栓症の原因は、長い時間同じ体勢で下肢を動かさない状態でいることです。下肢を動かさない状態が長い時間続くと、静脈の血液の流れが悪くなることによって血栓ができやすくなります。
さらに、体質や生活習慣などの条件も関係しています。血液が固まりやすい体質であったり水分不足であったりするとより血栓ができやすくなります。
手術などの後、長い時間安静な状態でいることが原因で深部静脈血栓症が起こることもあります。
深部静脈血栓症の症状は、突然足全体やふくらはぎが腫れて痛みが起きることです。場合によってはゆっくりと数日間で腫れや痛みが進むこともあります。
そのままにしておくと、腫れたまま皮膚が茶色くなったり、潰瘍が起こったりしてしまいます。
呼吸が苦しいなどの症状がある場合は、深部静脈血栓症と合わせて肺塞栓症を引き起こしている可能性もあります。
深部静脈血栓症の改善方法は、抗凝固剤を使うことです。抗凝固剤は血液をサラサラにする効果があります。血液をサラサラにして血栓を溶かすのです。多くの場合は、初めは注射での薬の投与が行われ、その後経口薬で薬を使います。
足を圧迫する弾性ストッキングを使うこともお勧めされています。弾性ストッキングは深部静脈血栓症の後遺症の予防になります。できるだけ早く適切な改善を行うことが、肺塞栓症や後遺症を防ぐために非常に重要なのです。
手術をする場合、手術後に長い時間安静にしておく必要があることが多いです。
その場合、手術をする前から血栓ができやすい方を調べておいたり、手術をした後は下肢の弾性ストッキングを使ったり機械で下肢のもみ上げを行なったり足関節を動かす訓練をしたりすることが深部静脈血栓症の予防につながります。
できるだけ早めにベッドから起きて活動するように心がけたり、水分を十分にとることも非常に大切です。
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