高カイロミクロン血症の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  10月11日

更新日:2021年  12月 2日

本日は高カイロミクロン血症について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 高カイロミクロン血症とは
  • 高カイロミクロン血症の原因
  • 高カイロミクロン血症の症状
  • 高カイロミクロン血症の改善方法
  • 高カイロミクロン血症のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

高カイロミクロン血症は、血液の中にカイロミクロンが溜まる病気

高カイロミクロン血症は、血液の中にカイロミクロンが溜まっていく病気のことです。

 

カイロミクロンは小腸で作られており、食事によって小腸から吸収された栄養素を全身に運ぶ働きをしています。主に体の中の組織のエネルギーとなる脂肪酸という栄養素が含まれるトリグリセリドを運んでいます。

 

カイロミクロンの中に入っているトリグリセリドは血液の中で分解され、分解することで脂肪酸生まれ、全身の組織に取り込まれています。

 

しかし、何かの原因でトリグリセリドの分解を行うことができなくなると、カイロミクロンがたまり、高カイロミクロン血症が起きるのです。

 

高カイロミクロン血症の原因は、先天的な場合と後天的な場合があります。先天的な場合は、病気の原因となる特定の遺伝子や蛋白の異常を持っていることで起こります。

 

後天的な場合には、カイロミクロンの代謝を妨げる病気があったり薬や生活習慣、環境からの影響を受けたりすることで起こります。

高カイミクロン血症の原因には先天的な原因と後天的な原因がある

高カイミクロン血症では、先天的な原因と後天的な原因の場合があります。

 

先天的な原因である場合は、原発性高カイロミクロン血症と言われます。この場合の原因は、特定の遺伝子の異常や蛋白の異常が原因です。他にも遺伝子から作られる蛋白に対する自己抗体などが原因になることもあります。

 

原発性高カイロミクロン血症の中でも原因がわからないことも多くあり、原発性高カイロミクロン血症の人の中でも3分の1は原因不明であると言われています。

 

後天的な場合は、病気や薬の影響や生活習慣や環境による影響が原因となります。病気や薬、生活習慣や環境の影響でカイロミクロンの代謝に障害が起こった場合に血液の中にカイロミクロンがたまるのです。

 

主に原因となる病気は、糖尿病や腎臓病、神経性食思不振症甲状腺機能低下症、先端巨大症、クッシング症候群、ネルソン症候群、 異常蛋白血症、悪性リンパ腫、リンパ性白血病、などいろいろあります。

 

薬の場合はエストロゲンやステロイド、利尿剤や抗精神病薬、免疫抑制剤などの影響が原因となることが多いです。

 

生活習慣や環境で原因となり得ることはアルコールや妊娠、肥満などです。アルコールや妊娠、肥満は高カイロミクロン血症を悪化させる要因にもなり得ます。

高カイミクロン血症の症状は、皮膚や血液、目や腹部に現れる

高カイミクロン血症の症状は、皮膚や血液、目や腹部に現れます。小さなピンクがかった黄色い発疹が現れることや血液が牛乳が混ざったような白がかったピンク色になること、網膜脂血症が現れること、肝臓や脾臓が大きくなることなどです。

 

高カイミクロン血症は合併症を引き起こすこともあります。中でも1番重大な合併症は、急性膵炎です。急性膵炎になった場合は、主に腹痛、背部痛、 悪心 、嘔吐などの症状が現れます。膵炎は命の危険もあるため、注意が必要です。

 

高カイロミクロン血症で現れる症状や症状の程度は、人によって違います。原因によっては、動脈硬化になりやすい可能性もあると言われているため、心筋梗塞などにも注意が必要です。

高カイロミクロン血症の主な改善方法は、脂肪制限食

高カイロミクロン血症の主な改善方法は、脂肪制限食です。食事で摂る脂肪の量を1日に15〜20gより少なくするか総カロリーの15%以下に抑えることが大事です。

 

乳児の場合には、中鎖脂肪酸のミルクを上げたり脱脂粉乳をあげたりします。

 

薬での改善を行う場合は、トリグリセリドを下げるためにフィブラートや脂肪酸製剤などを使います。改善のために薬を使ってもあまり効果が見られないことも多いです。

 

後天的な原因で高カイロミクロン血症が起こっている場合は、原因を取り除くことも大事です。

 

糖尿病やアルコールで高カイロミクロン血症を発症することも多いため、糖尿病の場合は糖尿病の改善に取り組むこと、アルコールをよく飲む場合は制限をすることが大切です。

 

肥満の場合は肥満の改善が大事ですが、極端な減量はリバウンドにつながり、高トリグリセリド血症が悪くなる可能性があります。注意して無理のない範囲で減量をすることをお勧めします。

急性膵炎ができるだけ起こらないように注意することが非常に大事

高カイロミクロン血症では、急性膵炎ができるだけ起こらないように注意することが非常に大事です。そのためには脂肪の多い食事を避けることやアルコールの制限をすること、炭水化物の多い食事を避けることも効果的であると言われています。

 

急性膵炎をおこす原因となる薬もあります。そのため、薬を使うときは医師と相談の上使うようにしましょう。

 

肥満や妊娠などは高トリグリセリド血症を悪くし、急性膵炎の原因になることもあります。肥満は改善に取り組むこと、妊娠した場合は定期的に調べにいくことと脂肪制限食をきちんと行うことが大事です。

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