公開日:2021年 9月23日
更新日:2021年 10月15日
本日は期外収縮について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
期外収縮の多くは原因がわかっていません。原因として考えられることは病気や自律神経のバランスの乱れです。
原因となる病気には、心臓弁膜症、心筋梗塞、狭心症、心筋症、高血圧、肺疾患などがあります。自律神経のバランスの乱れは、飲酒や喫煙、ストレス、疲れや睡眠不足などによって起こり、期外収縮に繋がります。
期外収縮にも種類があります。心臓への血液の入口である心房で異常な電気が起きている場合は心房期外収縮、血液の出口でメインポンプ機能の役割をしている心室で異常な電気が起きている場合は心室期外収縮と呼びます。
心臓に疾患がある場合、危険な不整脈に進むこともあります。その危険性が高いのは心室期外収縮です。
期外収縮はほとんどの場合、特に症状は感じません。
場合によっては、脈の速さや鼓動が一瞬止まる感覚、胸のつまり感、喉が押されるような不快感や心臓の痛みなどの自覚症状があることもあります。
短い時間に期外収縮が続いて起きた場合は、血圧が下がりめまいや強い動悸、息切れ、意識の遠のきなどの症状が現れます。
期外収縮の改善方法は、抗不整脈薬を使うことです。しかし、抗不整脈薬で改善を行うことは症状を和らげることを目的とした改善方法で、根本的な改善にはつながりません。
さらに、多くの場合は長い期間にわたって使い続けることになるため、効果や副作用を考えて薬の種類や使う量を決めることが大事です。心臓疾患や高血圧がある場合は、まずは心臓疾患や高血圧の改善を行うことも大事です。
抗不整脈薬を使うほどでもない場合で、症状に不安を感じる人は抗不安薬などを使って改善を行うことや心臓からカテーテルを入れるカテーテルアブレーションを行い根本的な改善を行うこともあります。
期外収縮を改善するためには、期外収縮の頻度や症状、原因となる心疾患や他の臓器の疾患などを考え、医師と相談の下適切に改善を行なっていくことが大切なのです。
期外収縮は年齢とともに増える現象であり、誰にでも起こることのある現象です。
期外収縮が起こることを防ぐことはできませんが、原因となる心臓弁膜症、心筋梗塞、狭心症、心筋症、高血圧、肺疾患などの基礎疾患がある場合は適切に改善することで期外収縮の悪化は防ぐことができます。
飲酒や喫煙、ストレス、疲れ、睡眠不足などは自律神経の乱れにつながり、自律神経の乱れは期外収縮が起きる原因にもなります。期外収縮が悪化してしまうことにもつながるため、規則正しい生活を送ることが大切です。
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