公開日:2022年 6月23日
更新日:2022年 7月 3日
本日は進行性白質脳症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
進行性白質脳症の原因は、遺伝です。進行性白質脳症にはいくつかの病気が含まれますが、遺伝形式は全て常染色体劣性遺伝です。
生活習慣や性別は、進行性白質脳症の発症と関係してはいませんが、卵巣機能障害が現れる進行性白質脳症は女性の発症の報告しかありません。
進行性白質脳症の症状は、成長する過程で少しずつ運動発達の遅れが現れることです。症状は、外傷や感染症などをきっかけにしてだんだんと進んでいきます。
病気によっても症状が少しずつ違います。皮質下嚢胞をもつ大頭型白質脳症の場合は、乳児期から大頭症がみられ、乳児期以降は少しずつ運動機能の遅れが現れます。少しずつふらついたり、歩行障害が現れたりします。
さらに、認知機能が低下したりてんかんを発症したりすることもあります。卵巣機能障害が見られる進行性白質脳症の場合は、月経機能障害が現れます。
進行性白質脳症の根本的な改善方法は、今のところありません。そのため現れる症状に対して、改善に取り組みます。
進行性白質脳症は乳児期以降少しずつ運動機能障害が現れ、病気を発症します。しかし、成年期まで特に症状が現れないこともあります。
病気が進むスピードは遅い場合も、頭部外傷や感染症などがきっかけとなり階段状に症状が進む場合もあります。
進行性白質にはいくつかの病気がありますが、どの病気でも症状の進むスピードが遅い場合も頭部外傷や感染症をきっかけに階段状に進む場合もあります。
そのため、できるだけ頭部外傷しないように注意し、感染症に感染しないように予防をして生活することが大事です。
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