公開日:2021年 9月23日
更新日:2021年 11月10日
本日はネフロン癆について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
ネフロン癆の原因は、遺伝子の異常です。一次繊毛の構造と機能に関係する遺伝子の異常が原因で発症すると言われています。
しかし、遺伝子に異常がみられないにもかかわらずネフロン癆を発症することもあります。
ネフロン癆の遺伝形式は、常染色体劣性遺伝です。しかし、場合によっては家族に遺伝が起こらないこともあります。
ネフロン癆の症状は、多飲や多尿、昼間の尿失禁や夜尿、成長障害などです。これらの症状は、塩分や水分の再吸収を行う尿細管に障害があることで尿の量が増え、塩分や水分がなくなる量が多くなることで起こります。
しかし、このような症状が必ず現れるわけではありません。また、症状が現れていても自分で気が付かないことも多いです。
腎機能障害が進むと、腎不全の症状として高血圧や貧血、心不全が現れます。そのため、顔色が悪くなったり息切れや呼吸困難が起こったりすることもあります。
ネフロン癆の根本的な改善方法は今のところありません。改善の目的は、末期腎不全が起こるまでの時期を遅らせることです。
高血圧や貧血などの症状を合わせて起こしている場合は、薬や食事によって改善を行います。腎不全によって低身長が現れている場合は、成長ホルモンでの改善を行うこともあります。
ネフロン癆では、腎臓から塩分や水分がなくなることで症状が現れます。そのため、積極的に塩分を取ることが非常に重要です。
しかし、腎不全が進むと高血圧や尿の量が減ることもあります。その場合は、塩分を制限することが重要になります。
ネフロン癆では、腎臓以外に病気を発症していることもあります。頻度としては、神経や目の病気が1番多いです。ネフロン癆は発見も判断も難しい病気のため、神経や目の病気がきっかけで発見されることも多いです。
11時から21時
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