公開日:2022年 8月18日
更新日:2022年 9月20日
本日は腺様嚢胞がんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
腺様嚢胞がんの原因は、分泌腺の細胞が異常に増えることです。しかし、分泌腺の細胞がどのようにして異常に増え、腺様嚢胞がんを発症するのかということについては、今のところわかっていません。
腺様嚢胞がんの発症は、年間で10万人に6人未満であると言われています。発症は、男性でも女性でも見られます。
腺様嚢胞がんの症状は、発症した部位によって違います。がんの発生がよく見られる部位は、耳下腺や顎下腺などの大唾液腺や口腔内、鼻腔などです。
耳下腺や顎下腺などに腺様嚢胞がんが発生した場合は、比較的早い段階からしこりが見られます。しこりには痛みはありません。
しかし、腺様嚢胞がんが大きくなる時、周りの器官や組織を壊していくため、がんが進むと痛みやしびれ、顔面神経麻痺などが現れます。
鼻腔内に腺様嚢胞がんが発生した場合は鼻づまりや鼻血が現れ、口の中に腺様嚢胞がんが発生した場合は飲み込みにくさが現れたり言葉を発することが難しくなったりします。
腺様嚢胞がんの改善方法は、手術です。放射線や抗がん剤などを使って改善を行うこともありますが、腺様嚢胞がんを改善するための方法としては確立していないため、基本的には手術を行います。
腺様嚢胞がんは再発することも多いです。そのため、手術の際病変の周りを広い範囲で切除することも必要になります。顔面に発生したものなど広い範囲の切除が難しい場合は、手術をした後に放射線を使って再発の予防を行うこともあります。
腺様嚢胞がんは、がんの進むスピードは比較的ゆっくりですが、周りの組織への浸潤傾向が強く転移や再発を起こしやすいという特徴があります。
そのため、長い経過を経て最終的には症状が重たくなることもあります。長い期間の病院に通って定期的に調べることが大事になります。
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